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カテゴリ:アニメ☆マンガ☆シネマ
''ブロークンフラワーズ''
なんとな~く、突然19歳の息子が尋ねてくる・・ということしか頭になかったまま、一緒に見に行った友達が見たいというので見ちゃいました。(ほんとはクラッシュか、VなんとかっていうMATRIXがらみの映画が見たかったのに却下され・・・) 一言で言うと、あれで終わりなんだ!!!とちょっとびっくり!!しちゃいました。 ・・・かなりあいまいにして終わります。というか確信ははっきりさせません! ストーリーとしては、''中年、独身、盛りを過ぎた女ったらしドンのもとに届けられた差出人不明のピンク色の手紙は、彼の知らない19歳の息子の存在を告げていた一。''から物語が始まります。 もっといろいろ激しいストーリー展開があると思ったら結構たんたんと進んでいきます。 その合間合間にちょっと噴出してしまうシーンもあり、ちょっとしたセリフやアングルがうまいのか時間を感じさせない映画でした。この監督がきっとこういうささいな風景や行動をうまくつなぎ合わせるのがうまいんじゃないかな?特に、ピンクがキーワードで、すごく映像巧みに使ってました。わたしは全然知らない監督だったけど、昔の映画を今度見てみよう♪「ストレンジャー・ザン・パラダイス」 この主人公の''ドン''は昔はかなりもてもての男、そのピンク色の手紙の息子を探すべく、20年前に付き合っていた女たちを訪ねていく・・・ 昔もてもてでも、今は老いて映画の中ではお金持ちなんだけど決して幸せそうに見えないし、なんか幸せの定義もいろいろ考えてしまう・・・ 過去の女たちは、確かに20年前は彼女たちも一番活気あったころだから、ドンが現れたときの反応は昔好きだった人・・・でちょっと情があふれてきている様な表情を見せていたけど、それぞれ別の人生を生きている。 ドンが我が子かも?と思っている少年に、''過去はもう終わってしまった、未来はどうにでもなる。。。つまり。。。大事なのは 今なんだ''というセリフにもいろいろ考えさせられます。 この映画を見ると、自分の将来を見ているようでちょっと切なかった このドンのように、ぜんぜん遊びまくってませんが(ちょっと悲しいことに・・・)、やっぱり一人で生きていくのって寂しいなぁと感じちゃいました・・・特に年取ったときに子供いないと寂しいよなぁ・・・でも、どうも子供というものがいろんな意味で怖くて、産む勇気がない・・・ やっぱり自分が大事だから、育児ノイローゼになって何もできなくなったのを子供のせいにしてしまいそう・そして我が子かわいさに束縛してしまいそう・金銭的に子供がやりたいことをやらせてあげられるか・犯罪にまきこまれたらOR犯罪犯したら・いじめにあったらORいじめしたら。。。ほんと子供恐怖症なんです。 日本の人口減少に参加している私。。。ていうか、まずは相手を見つけないと・・・(笑) この映画って、男の人、特に今まさに女を食いまくっている人がみたら、また違うんだろうなぁ。 そういう男の人って、つまんない映画になるのかな?ちなみに一緒に見たまさに女大好き人は、かなり不満足げでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.19 03:34:21
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