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2007.01.07
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カテゴリ:つれづれ・・・
・・・続きってほど、特に何ですがね~(笑)


電話「電話」越し、そして実際お会いした時の彼のお母さんは、優しそうで穏やかそうだった。

いきなりの私の電話でも、丁寧に返してくれ、そして、彼のお墓まで案内して下さった。


約17年ぶりにいく、”彼の家家”は、懐かしいまさに思い出とかぶる家だった。
でも、こんなだったかな?ってくらいなんだけど・・さすがに昔のことなんで。


  そして、そのあたりは、私の地元でも、すごく ゆったり している場所である。


   川が流れて、土手があって、近くには地域のグランドがあって、田んぼがあって・・・四つ葉



そして、想像通り、彼のお墓は自宅から歩いて5分くらいの近いところにあり、
    川沿いの土手からすぐのとても明るい場所にあった。

お墓が見えたときは、さらに鼓動が早くなってきた。


代々の先祖のお墓、その一番新しいお墓に私は、お花を生けて、お水をかけて、お水を供えた。

うちのお墓ではお線香を上げる場所にはくぼみがあって、お線香は上げないで、ここにお水をそなえるのだそうだ。


  そして、手を合わせて初めて会話をした・・・。


  「やっと来たよ。私はこれから頑張るから、見ていてね。安らかに眠ってください。」


・・・・あっという間だった。


最後に、「どうぞ」とチョコレートを渡したら、逆にどうぞ・・・とお菓子を頂いてしまった。



そして、彼の家を後にした・・・・。


妹と一緒に行ったのだが、妹と彼の弟とは 同級生 であった。


最初に彼の家に行った時に、彼のお母さんと、小さい子供がやってきて、人懐っこい子でいろいろ話しかけてきた。

  「かれんっていうの。」
  「カレンちゃんスマイル

なんて話していて、お母さんが案内しようとすると、若い男の人が出てきて、かるく会釈した。


その時、 ”あれ・・?もしかして、弟・・・???” と思ったのだけど、やはりそうだった。



帰りに妹と話しながら・・・・良かったこと・・・


  *ずっと気になっていてようやくいけたからすっきりしたこと*


  *彼の家族が穏やかに過ごしていたので、
   時間が経ってしまったけど逆に良かったかもと思ったこと*


  *跡取りの彼がなくなってしまって不安だったけれど、
   彼の弟が次いでいると聞いたこと*

  *彼の弟は、中学時代はやや不登校ぎみだったそうけれど、チラッと見た感じでは
   すごくいい雰囲気で結婚して子供2人いて幸せそうだったこと



お墓参りの直後は、妹と話しながら、とにかくすごくすっきりして良かったなぁって思ってた。


ところが・・・・!


  取りあえず妹の家まで忘れ物を取りに戻って、妹を待っている間、ふいに独りになったとたん・・・



  *結局、自分がすっきりさせたかっただけの、自己満足なんじゃないか?*


って思い始めて、


  *もし、あの時・・・もっと話していれば・・・*



って思いが巡ってきた・・・。


そう、彼から、あの ”手紙 ” をもらった時、送り状に ”携帯NO: ”があったので、思い切って電話携帯電話をかけたのだ!


・・・しかし、携帯がこんなに普及前のこと・・。当時携帯を持っている人はあんまりいない時代・・・。


しかも、 公衆電話→携帯電話 へ・・・


・・・(TwT) すごい雑音で、かろうじてしかあんまり聞き取れなかったのだ!!!!


  取りあえず、


  *ありがとうございました*

ということを伝えたのが精一杯であった・・・。


たしか、服飾の専門学生だってことを話したような気がする・・・。


そしたら、”何かあれば言って” って言うことをいってた様な気がする・・・。


というのも、彼の家は、まさに アパレル業界の仕事 をやっていて、多分、東京に”ブティック”があって、縫製工場もやってたんじゃないかな?


そう、そして今私が服飾専門行ってアパレル業界に身を置いているのも、
    どこか ” ” があったのかもしれない・・・。


でも、それから、連絡を取るわけでもなく・・・。

  まぁ、当たり前なんだけどね。ずっと連絡取ってたわけでもなく、話をする中でもなかったからね。



でも、彼が亡くなってしまった・・・・・・。


   

   自殺だったのか、事故だったのか・・・・。
 
   世間上は事故になっていたけれど、同級生は、”自殺 ”と言っていた・・・。




・・どうしても、 もしもあの時・・・。

って考えてしまう。


冷静に考えると、きっと当時の私では、近づけなかったと思う。

  すごく今より、ネガティブで、今思ってもすべてにおいて、若かった。


今の自分なら少しは近づくこととが出来たかもしれない・・・って思う。


そう、そしてきっと、彼の家に行って現実を見ると、

  ”彼に関わることが出来なかったこと”  が悔しいのかもしれない・・。



今までも、生死でなくても、やっぱり別れがある。


自分が気にしている相手でも、連絡取れなくなたりして、もう今は会うことも出来ない・・・。


   

   一言で言えば、やはり ”縁がなかった ” のだ。

   そしてまた、 ”その人の人生に関われなくなった ” こと。



今考えると、それは、自分自身に問題があるような気がする・・・。


   やっぱり、自分自身に魅力が無かったのだ・・・・・。


そんな感じで、さっきの気持ちとは真逆に凹んでしまっていた・・・。


妹が戻ってきて、

  

  私「なんか、すっきりしたと思ったら、なんか色々考えちゃって鬱になってきた・・。
    もっと自分がなんか出来なかったのか、とか、出来るわけ無かったんだけど・・・。」


  妹「・・・じゃぁ、あとでまた行って、ゆっくり話してきたら・・・??
    今日はゆっくりいれなかったしね、お盆とかさ・・・。」


  私「・・・そうだね。今度は場所分かってるしね・・・。今度また行ってみるよ!!」


なんか、その言葉にすっごく きらきら救われたきらきら ような気がする!!!


そう、”言葉 ”って、すごく大切だ!!!


と感じるこの頃である・・・・。


そして、自分が関わりたいと思った人と、これからも関わっていけるように自分を見直そうと思った出来事になった・・・。


     ☆☆☆完☆☆☆





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Last updated  2007.01.08 04:57:31



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