100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

1721943
ホーム \| 日記 \| プロフィール	【フォローする】【ログイン】

大学教員からのMessage

カテゴリ別記事

よく読まれている記事

お気に入りブログ

2011年05月の記事

全29件 (29件中 1-29件目)

1

CNタワー

泊まっているホテルの1～2階は普通の中国人さんが経営しているお店が入っています。地元の中国人がターゲットのようです。一部カナダお土産を扱っているところもあります。広東語が飛び交っていてカナダに来たとは思えないです。地下はフードコートになっていて，路面店よりも安く中華料理が食べられます。中の雰囲気は・・・暗くて，地元のおじさんたちがたむろして怪しい雰囲気です。3店ほど営業していたうちの1店では4つの品を選べるコンボが4ドルという安さだったので試してみました。チャーハンにフィッシュ，焼き豚，インゲンにしました。チャーハンはぱさぱさしていたけどおかずはなかなかの味付けでした。ボリューム満点でコスパ的にはありでした。Queens St.沿いにあるマック。Mマークの中にカナダの国旗にもなっているメープルが隠れていました。遊び心満点。夜はCNタワーで家族そろって食事をしました。日本ではスカイツリーが高さでCNタワーを抜いたことで一時取り上げられました。最上階に1時間に1周するレストランがありここで食事しました。少し曇っていてかすんで見えました。1階下に降りると，展望フロアがあります。ガラス張りになっていて，階下が丸見えになっているところも。ジャンプして肝試しもしました。貴重な体験ができました。

2011.05.30

コメント(0)
結婚式

宿泊先のホテルはチャイナタウンのど真ん中。昼間はこんなに人通りは多いです。チャイナタウンを歩き，その先のケンジントン・マーケットまで散策しました。もともとはユダヤ系移民によって開かれたエスニックタウンだそうです。雰囲気がチャイナタウンと違ってました。その中にあったおしゃれなカフェで朝食コンボのランチにしました。ウィンナーやポテトなどとってもおいしかったです。午後から夜にかけては妹の結婚式。トロント島という湖に浮かぶ島までフェリーで行きました。島の一部がそのままウェディングパーティのための会場になってました。島からはトロント湾岸のビル群が一望できました。とても雰囲気のいいところでした。結婚式の入場シーン。アットホームないい結婚式でした。最後にはダンスがありました。といっても自分は疲れていたので踊りませんでしたが。日本の結婚式とは違ってコストを抑えるために手作りで準備したり，DJやウェディングドレス，お菓子などもすべて個人で探してきたとのことです。夜の10時まで長丁場でした。夜景もまたきれいでした。

2011.05.29

コメント(0)
とりあえずトロントへ

午前中はパスポートセンターで諸々の手続き。そのまま成田空港からトロントまで飛びました。トロントまで12時間，飛行機に揺られてやってきました。飛行場では妹の旦那さんがお出迎え。他にもたくさんの出迎え待ちの人がいましたが，彼は背が高かったので一発でわかりました。トロント市内のホテルまで車で一時間ほどかかりました。ホテルは中華街の真ん中にあるスーパー8。2階まではお土産物屋さんになっていて，3階以上がホテルというつくりです。土産物はすべてここでそろいそうな感じ。でもどこに行ったか分からなくなりそう。チェックインを済ませた後，妹や神戸から前日入りしていた両親と合流。トロントで久しぶりに家族そろいました。そして新しい家族，甥にも会えました。妹のお友達も交えて韓国料理屋に行きました。当初行く予定だったお店は倒産してしまったようで，代わりの店へ。若者が多い騒々しい店でした。さっそくカナダのローカルビールとともに焼肉をいただきました。

2011.05.28

コメント(0)
明日よりトロント

あとは出発と思った矢先にちょっとしたというかかなりのトラブルがありました。本人の名誉のために詳しくは秘密ですが，まずは無事にトロントに行って無事に帰ってくるのが第一の目標です。やっぱり体が資本でそして次にはトラブルに見舞われないこと。そのうえでエンジョイしながら仕事をする。そこまでできたら最高。1週間あるので途中で息切れしないように。

2011.05.26

コメント(0)
ゼミ親睦

親睦を深めるためにゼミでは近場のミスドへ。いくつかの席に分かれて座ってもらいましたがやっぱり仲良しグループごとに分かれました。自分自身普段は聞けない話が聞けました。他の講義では先生がどのようなお話をしているか。普段の受講に対する心構え。プライベートの趣味や行動。こちらからも聞かれたことはだいたい真摯に答えました。普段は物静かでまじめに聞いているだけの学生でもリアルな情報交換をするとその子の性格が垣間見れてよかったです。

2011.05.25

コメント(0)
トロントへ

今週末はトロントに行ってきます。妹の結婚式があります。最近は忙しい日々を過ごしてきたので少しリフレッシュできたらと思います。同時に研究のネタになるようなものがあるかどうか探してきます。出産を経験談などからカナダの医療制度についても聞いて来ようと思います。各国のエスニックタウンに出かけておいしいものを食べたいなぁ。しかし準備が大変です。携帯電話のレンタルと海外保険加入です。保険はやっとこさ代理店が見つかって入ることができました。あとは安い携帯電話を探さないと。

2011.05.24

コメント(0)
子どもの被ばく量20mSv／年の撤回要請

福島県の親が動き出した。文部科学省に対して子どもの放射線被ばく量20mSv／年の撤回を要請しました。原発事故の1カ月後にそれまでの年間被ばく量の上限1mSvから引き上げました。安全性を疑問視するのは当然のことだと思います。国も自治体も専門家も誰も年間被ばく量の上限に関する正解をもっていません。同じ場所でも地表に近づくほど高くなります。結局将来のある子どもたちへの影響が懸念されます。子どもは細胞分裂が盛んなため細胞が傷つくとがんになる可能性が高いとの指摘もあります。見えない恐怖におびえることによるストレス＝心理面への影響も無視できないと思います。そして以上のことは，外部被ばくに関してです。内部被ばくへの影響は考慮されていません。二つが組み合わさった時には・・・福島市では小中学校や幼稚園・保育園で庭の土を入れ替えるようです。安全基準を示す絶対的根拠がない限り，独自にできることから少しでも被ばく量を減らす努力をするしかありません。国はパニックを起こすことを懸念してリスク開示しないことの無責任さよりも，リスクに関するすべての情報を開示したうえで，科学的根拠がある情報とそうでない情報をしっかりと区別すべきだと思います。根拠のない数字を信じさせることはパニックを起こさせないためだとしても，罪は重いと思います。

2011.05.23

コメント(0)
ガラケー

ガラパゴス携帯の略です。ガラパゴスでは他の島との接触がなくて生物が独自の進化をみせました。転じて，日本独自の進化を遂げた日本製の携帯電話ということだそうです。大学生の間でスマートフォンへの移行がなかなか進まない理由をこの間学生に聞きました。するとキーワードはモバゲーでした。モバイルゲーム，携帯電話を通じて提供されるオンラインゲームです。スマートフォンではまだ提供されていないものが多いようです。パケットの利用上限を設けないパケホーにして，オンラインゲームをするのがガラケーを持ち続ける理由なんだそうです。どれぐらいモバゲーをしているのか聞くと，月に○十万円にもなるほどだとか。従量課金にするとすぐに破たんする額です。パケホーにしていても月に1万円ほどの携帯料金がかかっているようです。親御さんからの仕送りが減っている中では携帯料金を補うためにバイトをしなければならないのかもしれません。

2011.05.22

コメント(0)
研究会の方向性

今日は月1の研究会でした。毎度のように充実していました。しかし，今後の方向性を検討する必要がありました。それぞれに仕事を抱えながらの研究会。手を広げて勉強しているうちに本業が疎かになってしまうこともありました。そこで，それぞれの仕事と研究会での作業のバランスをうまくとるために会のあり方を見直すことにしました。特に自分の負担が大きかったので，少し負担を軽くしてもらいました。今後余裕が出てきたときにはまた作業を再開するとの意思です。この間多くの方とお会いしてたくさんのつながりができました。このつながりだけは大切にしたいと思います。

2011.05.21

コメント(0)
ささやかな喜び

昨日はうれしいことがありました。かつての受講生が今期の授業後にわざわざ教室を訪ねてくれて，今度一緒に飲みに行く計画を立ててくれました。かわいい教え子たちとの関係が続いてほんとにうれしかったです。Facebookとtwitterでも友人申請・フォローしてくれました。気軽にネット上で近況報告しあいながら，たまにリアルで対面する。一つ若い世代との付き合い方も変わっていきそうです。

2011.05.20

コメント(0)
ブログの内容変化

SNSが出てくる以前はブログが個人の情報発信の主な手段でした。ブログではアクセス数を競って1日何回も更新したり，アフィリエイトなどを埋め込んだり，努力しているサイトもあったような。たくさんのコメントをもらうことでブログ日記を書くモチベーションにつなげていたり。しかし最近は多くの人がtwitterやmixi，FacebookなどSNSにシフトしている。明らかに放置されたブログが増えてきています。一方でブログは更新回数やアクセス数を単に競うのではなく，個人としての思いを冷静に分析しそれを割りと長めの文章で表現するには都合がよいです。したがって，twitterなどでも専門家の私的な意見であっても，的確な指摘がみられるブログは紹介されています。このブログもだんだんと書く内容が変わってきました。これまでは花の写真やお出かけ先で見つけたものを紹介してきました。社会問題についての意見表明はたまにしかしませんでした。けっこう頭を使うということもあります。でも最近は明らかに社会問題への言及の割合が増えました。これはtwitter，mixi，Facebookでプライベートな出来事についてはすぐさま投稿可能でリアクションも大きいからです。ブログではプライベートでは言いにくいことを書くこともあります。あとはこの時にはこう思っていたという過去の記録として記述することの意味も見出しています。

2011.05.19

コメント(0)
二極化

今いろいろな局面で二極化が進んでいるような気がします。今日感じたのは，学生の質の二極化です。明らかに一部のまじめな学生とちょっとやんちゃな学生とに二極化しています。ゼミや講義ではそうした学生たちが一堂に会すわけですが，二極化した学生同士に交流はありません。ゼミでは特にそうした学生たちでも分け隔てなく仲良くしてもらいたいと思っていたのですが。高校まではそれがいじめにつながっていたところがある。大学では他人とかかわらずに受講し単位を取って卒業することも可能なので，ある意味居心地はよくなるという。敢えて殻に閉じこもるのは真面目な学生にとっての防衛策なのだと感じました。実際に警察沙汰になったり学級崩壊を経験してきている彼らが，自分の身を守ることはある意味当然と思います。しかし，過度な防衛は人生の幅を狭め，自分を客観的にみる機会を失う気がします。ゼミとしてのまとまりがないなかで一体感を生み出すために何が必要か。まずは出席率をあげないと話になりませんが，出席している学生にはせめて違う考え方をしている学生同士が今何をお互い考えているか知ってほしいと思います。

2011.05.18

コメント(0)
いよいよ

ここら辺から人生のターニングポイントになりそうな予感です。まさにここからが踏ん張りどころと感じます。ますます忙しくなりそう。多少寝る時間も減らさないといけないのかな。といっても体は資本なのでほどほどに。将来の可能性はいくらでも開けている・・・とそう今は思えます。昨日はそれほどの責任の重い仕事の機会をいただきました。

2011.05.17

コメント(0)
利久で牛タン

金曜日の夜と日曜日の昼，同じ利久で牛タンを食べました。時間帯によって牛タンの味が変わりました。なぜか日曜日の方がサクサクしていました。金曜日は花金＋学生の新歓などでたくさんのお客さんがいました。店内の繁盛の様子を見ているだけでは，仙台は本当にいつもと変わらない日常を取り戻しているように感じます。しかし，ところどころにひび割れてシートがかかったビルや住宅があります。沿岸部に行けば何もなくなっているし。仙台市といっても被害の地域差が大きいこと，何とも言えない気持ちになります。被害に遭っても助かった人は皆一様に運がよかったといってます。本当に運命でしか説明しようのないものが生死を分けたと理解するしかありません。

2011.05.16

コメント(0)
マルシェ・ジャポン

全国8都市にあるマルシェ・ジャポン。仙台にもありました。サンモール一番町商店街でした。通路の両側を使っているので，もともと入っているアーケードの店舗にとっては少しお客さんの流れが変わらないか心配になりました。ここで加工品をお土産に買いました。生産者と消費者を結びつける取り組み自体は農産物直売所として首都圏郊外に広がっています。一方，乱立気味で直売所同士の競合も起こっているようです。直売所の競争戦略と適正価格の仕組みとのバランスが難しくなってきそうです。これらはフェアトレードの取り組みについても言えます。

2011.05.15

コメント(0)
震災を機に

みなさんそうなのですが，この震災を機に自分の人生を見つめなおしています。自分が信じてきたものを今後も信じ続けていいものか。しかし，今回明らかになんとなく信じてきたものが裏切られるような事態が続いている。自省を含めて，自分にとって確固たる軸を改めて探そうと模索しているのではないかと思います。これまで通り自分の信じる道を突き進んでいる人もいると思います。根本からこの国を考え直すきっかけにはなっているので，これを機に新しい日本の姿を描き，それに向かってもがいていく必要がある。お互いに懐かしい面々と顔を突き合わせる中で，それぞれの地域に住みながらそれぞれの当事者性を抱えながら，共通の問題に取り組んでいるんだなということを確認し合うことができました。

2011.05.14

コメント(0)
石巻へ

正直に言って，現地に到着するまで，ずっと心の中で葛藤があった。被災地外の人間がボランティアや現地調査を目的とせず，ただ津波の被害がどれほど酷いものかを直接目で確かめるためだけに行くことにとても抵抗があった。それでも行くことにしたのは，いかに自分が被災地のことをわかっていないかを知りたいというその一点に尽きる。自分自身は東京に住んでいて被災地の当事者意識を共有できるはずもない。しかし，当事者の意識を少しでも理解したい。津波の被害を外から眺めただけで何も理解したことにはならないかもしれない。それでも，行ったことによって，行かなければわからなかったこともたくさんわかるはずだと考えた。自分は現在今回の大震災の教訓を次に来たるべき震災に生かせればとの思いで仕事をしている。阪神大震災を経験した自分にとっては，外部からの冷静かつ客観的な分析は必要と感じる。ただし，単なる個人の知的好奇心のみからこうした事象を扱うべきではないと感じる。特に被害に遭わなかった者が実態調査をしようとするならば，被災した者の当事者意識に少しでも寄り添うというスタンスを明示する必要があるのではないか。以上の思いは持っているものの，そこにはまた葛藤がある。現状を目にしたいのは，ただ自分の研究における社会的貢献をアピールし，またそれを現地の人に理解してもらうことで安心感を得たいがためではないか。こうした何とも言えない感情を抱えながら，石巻に向かう。本当は石巻の友人に会いたかったけれど，仕事と重なって大変そうだったので，またの機会に譲ることになりました。仙台からバスで1時間半，駅前は混んでいたが仙台東部道路は比較的空いていました。駅前の商店街は建物自体が倒壊していて使い物にならないお店がありました。人もまばらで閑散としていました。がれきが歩道にたくさん積み上げられていました。震災から2カ月。復興にはもうしばらくかかりそうです。それでも建物が残っていること自体，まだ恵まれているのかもしれないと思いながら，日和山公園に向かいました。ここから市内海側を一望できます。テレビとまったく変わりませんでした。なぜこうも風景が変わるのかと不思議でした。しかし，津波の恐ろしさがちょっと想像の域を超えます。ただ，右下の方にこいのぼりが立っていました。がれきの山の中で色鮮やかな鯉が4匹ほど泳いでました。一筋の希望の光に見えました。生活の場が一瞬にして失われるという喪失感はどれほどのものだろう。無力感に苛まれました。とはいえ自分は生かされている。生かされている限りは精一杯やるべきことをやるしかないと感じました。

2011.05.13

コメント(4)
オリザのミニトマト

友人が社長を務める会社のミニトマトを発見しました。オリザのミニトマト。ザ・ガーデンにありました。糖度が高いそうです。でも今回は購入を見送ってしまいました。機会があったら買いたいと思います。

2011.05.12

コメント(0)
実家より花便り

実家のプランターで育てている花の便りが届きました。すずらんフリージア大葉は芽を出して夏の食卓を飾ってくれるかもということです。うちのベランダスペースはほんとに限られていて家庭菜園ができず・・・

2011.05.11

コメント(2)
twitter1周年

いつの間にかtwitter歴が1年を過ぎていました。多くの日本人と同じく自分も震災後にtwitterの使い方が多少変わりました。この間フォローしてきた人の情報リテラシーに依存しつつ公式メディアツイートの速報TLを眺めるという感じです。2011年2月19日の時点では、こんなこと書いてました。要はネットだけでもダメで、リアルの交流とバーチャルの交流をうまくつなぎ合わさなければ、twitterにおけるつぶやきの魅力は半減してしまうような気がしています。twitterを使い始めた2010年6月26日はこんなことも。twitterの使い方はこれまでリアルタイムに発信する情報をこちらが検索するだけでしたが、お互いに知り合い同士だとチャットのように使えます。韓国からの留学生が今は帰国されて、お互いにフォローしあっています。通常はハングルでのツイートだけど、日本語でもたまにツイートしあいます。もちろん、Facebookとの使い分けもできるわけですが、速報性においては圧倒的にtwitterが早い。リアルな交流でじっくり話し合うのはFacebookが向いています。何せ実名公開しなければならないことになっている分、知らない人とつながるにはハードルが高い。だからリアルな関係がそのままバーチャルに置き換わった感じ。twitterは企業や組織の公式IDから実名非公開の個人ID、Botに至るまでありとあらゆる情報が飛び交っています。これらを選び取ってどれをフォローするかは自分次第ですが、震災以降明らかに情報収集や共有の場としての意味合いが増えてきたように思います。

2011.05.10

コメント(0)
浜岡原発停止の根拠とエネルギー政策

NHKニュースでは「浜岡原発停止」について扱っていました。御前崎市の人口は3万5000人，原発関連の従業員は2,800人。定期点検時はすべての従業員が部屋に止まるという宿泊施設の経営者は戸惑っています。海江田経産相は原発停止によって今後2年間は交付金を停止しないと言っています。地元の商店でも不安が広がっているといいます。売上の1/3を占めるのは原発関連の施設や寮で，野菜や肉，魚を卸しているからです。浜岡以外の原発が立地している自治体は唐突な停止要請だとして戸惑いを表明しています。浜岡原発のみを停止した理由として，菅首相は30年以内に大地震の可能性が87％と巨大地震が起こりうるリスクの高い特別なケースとしています。佐賀県の玄海原発のある，佐賀県古川知事など，原発立地の知事はしっかりした説明がないと不安感が広がると表明しています。政府は原子炉の再稼働については，運転再開について問題なく，国が責任をもつことを表明しています。茨城県の橋本知事は，今回の停止要請の根拠などを聞かないと容易に再開の判断を下せないと考えています。要するに，今回の政府による浜岡原発停止措置の科学的根拠をしっかり説明する必要があるということです。今後，エネルギー政策のなかで原発を維持することを前提にするのか，脱原発を前提にするのか，大きなグランドデザインの中でそれぞれの原発のあり方を決めていかなければ，そのときどきの場当たり的対応では自治体も対処のしようがない。

2011.05.09

コメント(0)
不安と安心を分ける地域の境界線

これは普段から気になっていることでもあるし，重要な研究テーマでもあります。見方によって。仙台を訪問した時に、原さん @hararyo が仰った言葉が印象的でした。海外から見ると、日本全体が大変。西日本から見ると、東日本全体が大変。関東から見ると、東北全体が大変。東北の内陸部から見ると、沿岸部が大変。とても面白い指摘です。福島産や茨城産の農産物が売れなくなるのは，放射性物質の測定値に関する科学的な根拠とその出所がしっかりしていない中で，県外の消費者，不安を煽るような一部メディアの報道が不安に思う主観的範囲を示したものだと思う。同様に，海外の多くの人々からみれば，日本という小さな島国で起きたこととという地理的イメージしかもっていないのかもしれません。日本の観光客が減少したことも海外の日本食レストランに客が入らないことも，そして日本にいた外国人が国外へ退避したことも少しは関係しているかも。日本にアイデンティティをもつ人だって，現地の事情に通じていなければ，中国・アメリカ・ヨーロッパ・アフリカという大きなくくりでしか区別できないのではないか。日本がBSE問題で米国に全頭検査を義務付けたり，中国産の毒入りギョーザ問題で中国産の冷凍食品が敬遠されたことも構図は同じように思います。アメリカの○州だからとか，中国の○省or○市という違いは捨象されそうです。ここで興味深いのは，自分が今いる場所と，問題が起きた場所との物理的，心理的距離が近ければ，その場所と自分がいる場所をはっきりと区別できることです。逆に，物理的，心理的距離が遠ければ，問題が起こる場所と近い距離にある場所との違いが不明確になり，区別するための科学的根拠が示されない限り，相当大きなスケールでひとまとめにされてしまうということです。大きなスケールでくくられたおかげで，本当は影響がなかった地域は風評被害に苦しむことになります。では客観的事実で裏付けられた汚染農産物の生産地とそうでない生産地を明確に分けるため，放射性物質のデータを観測ポイントを増やして，また人体に悪影響を及ぼさない基準をしっかり示せばいいのでしょうか。それは必要なことであるけれど，十分条件にはならない。政府がいくら福島県産の野菜を食べて安全性をPRしたとしても，私たちがアピールする側を信頼していなければ安心にはつながらない。安心したければ，農家が直接科学的データで根拠を示しながら，消費者に直接安全性を訴えるしかないのではないか。あるいは農家でなくとも，仲介する流通業者との信頼や評判がきちんと機能していれば，きっとそこそこの安全性のアピールで安心感は生まれるものだと思う。そうして消費者の信頼を得ている主体が積極的に風評被害を減らす＝不安に思う地域スケールを小さくする努力をすれば，風評被害は最小限にとどまるのではと思う。現場からの情報をうまく伝えられる仕組みとして，facebookなどソーシャルメディアが注目されているが，生の声をその場に居ながらにして聞くことのできる仕掛けが欲しい。

2011.05.08

コメント(0)
薬局・医療機関の被災状況

報道レベルでも被災3県の地域別薬局と医療機関の被災状況が明らかにされています。まず，薬局については日本薬剤師会がまとめています。表：被災３県の沿岸地区薬局状況4月26日現在，日本薬剤師会が各地域薬剤師会に問い合わせ集計したものです。分析は薬事日報2011年5月2日にあります。これによると，○岩手県：沿岸部83薬局のうち、46軒が津波等の被害，残存薬局は半数以下の37軒。陸前高田市と大槌町では，地域内の全薬局が消失。○宮城県：沿岸部153薬局のうち、44軒が被害を受け，残存薬局は109軒。南三陸町は全薬局が消失。石巻市や女川町でも，多くが津波で消失。○福島県：沿岸部242薬局のうち、相馬市3軒，いわき市60軒が津波の被害。原発事故の発生以後，残存薬局の実態を把握し切れず。岩手県沿岸部の津波による被害が特に大きかったことが分かります。次に，医療機関については共同通信と朝日新聞による調査がありました。共同通信による2011年4月24日の記事です。３県の１１８医療施設が壊滅　医師１１人死亡○全壊した医療施設数が多いのは宮城県の77施設。しかもうち68施設は20床未満の診療所とのこと。○仮設の診療所で診療を継続する医師がいる一方で、建物や機材が津波に流されたり、地震で損壊したりして再開のめどが立たない例も多い。○福島県では、福島第１原発の２０キロ圏内にあり、再開できない施設も含まれている。診療所がなくなった被災地では、中核病院に患者が殺到。多くの中核病院は県内外からの応援医師でしのいでいるのが現状。asahi.comによる2011年4月24日の記事も取材をして被災した医療機関を明らかにしています。被災病院、４割が診療制限　浸水・余震、復旧阻む沿岸部の医療機能状況調査は１５～２２日、３県の沿岸部の九つの２次医療圏（仙台医療圏は沿岸部のみ）の１１６病院の復旧状況や診療所、医療支援チームの動向を病院、保健所、医師会に取材している。○外来や手術、入院などの診療を制限している病院が43％に上る。○釜石・気仙沼医療圏における病院の被災が大きいことが分かる。○福島第一原発がある福島県の相双医療圏。原発から半径２０～３０キロ圏は緊急時避難準備区域になり、入院は原則認められていない。○病院が十分に機能できていない主な理由は、浸水で病床や医療機器が使えなくなったり、余震が続く中、建物の耐震性に問題があったりするため。このようにして被災状況は明らかになりつつあるが，原発問題によって，緊急時避難準備区域になっている相双医療圏はその実態すら分かっていない。地域医療の崩壊は震災発生前から進行していたが，今後ボランティアの医師が撤退した後，地域の住まい方も変わる中でどのように地域医療のグランドデザインを立てていくか大きな課題となるであろう。福島沿岸部では原発の問題に収束のめどが立たない限り，復興プランも立てられない。立てられないが実際には地域住民が戻ってきているという。当面の医療を維持していくために現場の医師もとどまって診療を継続するべきか難しい選択を迫られているのではないか。

2011.05.07

コメント(0)
ちまき

昨日はちまきを食べました。柏の葉は新芽が出ないと落ちない→家系存続、子孫繁栄の象徴だそうです。子どもの日に食べる慣習は、日本で生まれたそうです。このあっさりした甘さは好きです。ちなみに菖蒲湯に入るのは、菖蒲が薬草であり、無病息災を祈るものであったとのこと。尚武（武を尚ぶ）との語呂合わせでもあるようです。

2011.05.06

コメント(0)
Your coffee

少し早いですが、大学のゼミでお世話になったカフェ、「Your coffee」に行ったときにコーヒー豆を買って母の日のプレゼントにしました。先日届いたとの連絡がありました。お店のホームページがあります。Your coffee店主さんがこだわりを持って豆を仕入れてるみたいなので買ってみました。今年もゼミ生がお世話になりそうです。自らもコーヒーの魅力について学んでいます。コーヒー原産地での事情をしっかり知ったうえでコーヒーを飲む。コーヒーそのものを飲んでお金を払うだけではなく、そのストーリー性に価値を見出してお金を払う。食品の価値を伝える取り組みをゼミ生にも知ってもらういい機会と思っています。

2011.05.05

コメント(0)
情報の正確性と安全・安心

Twitterでさまざまに寄せられる情報。デマと正確な情報をどう見極めればいいのでしょう。どんなに科学的に裏付けされた情報であってもその情報の内容に安心を感じるかどうかは別の話です。以下の話には納得です。安全と安心特に次の部分には同意しますので転載します。逆に、安全で無くても安心を感じることはある。宗教や非科学的／エセ科学な商品に頼ってしまうのは人が科学ではなく心の安定を求めることの表れだろう。言うまでもないが、人々が安心しているからと言って、それが安全であるとは限らない。------------------------------心のつながり＝相手からの信頼を得ることで自分が安心したい気持ちが強すぎる結果起こってしまうことなのだと思います。どんなに信頼できる相手だとしてもそれが科学的に検証されていなければ安心してはならないのではないかと思っています。一方，多少非科学的でも，信頼するに足る相手（たとえば血縁，地縁，親友）であるから安心しようとすることもありえます。科学的安全性の担保，相手への信頼感から来る安心，どちらに偏り過ぎても正しい判断ができないのかもしれません。結局はそこそこ安全でそこそこ安心できる，その両者のバランスのとれたベターなものを選び取るしかない。その感覚は日ごろいろんな話を聞いて，時には失敗しながら研ぎ澄ませていくしかないのかもしれません。

2011.05.04

コメント(0)
誕生日

ちょっと早いですが誕生日プレゼントをもらいました。今使っている財布が傷んでいたので新調してくれました。ネット通販で一生懸命探してくれました。革製品用ワックスまでつけてくれました。いつも身につけるものだし大切にしたいです。

2011.05.03

コメント(0)
再会

今日は亘理のお友達が神奈川に引っ越して落ち着いてきたそうなので会ってきました。とっても元気そうで安心しました。ご実家は津波で床下浸水だったとのこと翌日までご両親とも連絡がつかず孤立状態だったそうです。すぐそばまで水が迫っている状態でそのときの精神状態は想像もつきません。そして，津波の恐ろしさは何度聞いても，それが本当に起こったことなのか信じられません。金融業界の動きについていろいろ教えてくれて勉強になりました。ある人が何億円もの財を築き上げているそうですが，陰で大変な苦労をされているんだということを聞きました。何をするにもそう簡単にはいかないんだな。

2011.05.02

コメント(0)
口コミとは『伝わる』ものであって，『伝える』ものではない

最近マーケティングについて考えています。医師の薬剤知識を得る際には口コミサイトが活用されています。ミクス5月号にもメドピアの薬剤評価掲示板の有効性が示されていました。ただし，情報を発信する医師の立場が分かる情報が公開されていなければ信頼性は担保できません。Twitter，Facebook，mixiなどソーシャルメディアが社会一般に浸透しつつあります。一方，医師は多忙で自由時間は限られているため，SNSは効率的に情報収集する一つの手段になっています。このソーシャルメディアはメーカーのマーケティング戦略に大きく影響しそうです。販促連携において，ITを活用しようとの目的でこれまでもたくさんの販促ITツールが開発されてきました。しかし，近年の動向をみる限り，医師は医師同士でネット上から情報の取捨選択を独自に行っているのではないかと思えます。もちろん，新製品に関する情報はMRから直接聞かなければ伝わってこないかもしれません。しかし，それでも新製品をさっそく試した医師がSNSを通して評価を書き込めば，一気に口コミとして他の医師にも伝わります。口コミの重要性は他の業界では当たり前のように認識されています。ここで医師＝消費者と置きかえることができます。消費者はSNSを頻繁に利用する，あるいはネットブロガーです。新しい商品を試したり，飲食店であれば新規開業店を訪れて，利用後の感想をネット上に書き込む。それがいい評価であれば他の客を呼び込む好循環を生みます。SNSやブログ，掲示板などのサイトをうまく利用して，信頼性の高い情報が共有されるサイトを構築する。そのうえで発信情報の信頼性の高いカリスマブロガー医師に，新薬を利用してもらいその評価を書き込んでもらう。これがうまくいけば，MRはやみくもにあらゆる医師に販促するよりも高い効果が得られるかもしれません。口コミとは『伝わる』ものであって，決して『伝える』ものではない。押しつけ，押し売りでは医師との信頼関係を損ない，むしろ販促効果は弱まることもありえます。

2011.05.01

コメント(0)

全29件 (29件中 1-29件目)

1

ジャンル別一覧

人気のクチコミテーマ

今日のランチ

今日のランチ

(2024-11-01 12:44:11)
食べ物あれこれ

妻と仲良く朝ごはん（しめじとベーコ…

(2024-11-01 07:11:21)
美味しい料理

ダイエットレシピとダイエット記録、…

(2024-10-31 22:34:20)

© Rakuten Group, Inc.