研究グループ
オンラインの研究グループに参加しました。久しぶりの面々がそろって同窓会的な雰囲気に。10名程度の参加者だったので,確か初めての参加でしたが,発言の機会を与えられました。発表自体は非常に論理的で時間をかけてまとめられたことがよくうかがえました。政策的なインプリケーションについてはまだ不十分なところがありますが,今後の研究の発展が非常に楽しみなところです。統計的な分析をかけてローカルな地理的差異に気が付くと,変数にはかからない地域的な文脈に注目する必要に迫られることになります。そして,量的分析から質的分析へと,現状分析からプロセス分析へと,手法や見方を変えていくことが求められます。地理学にはその両者をうまく組み合わせて全体像を浮かび上がらせる視野の広さをもっているように感じました。