天白区を歩く①
今回は天白区を歩くの1回目でした。八事駅前から石坂方面へ旧駿河道の尾根筋を見て進みます。石柱には善光寺と地蔵道の文字がいずれも石田萬蔵作。下の天道山大門も同じです。明治45年作です。五社宮。鎮守の森です。当時は高照寺境内にあったものの,明治維新に神仏分離令によって分かれました。5つの神様が書いてあります。片隅に第二次世界大戦で攻撃を受けて傷ついた墓石がありました。高照寺前身は稲木神社です。善光寺竹中工務店の社員寮もとは大聖寺という寺院だったそうですが,廃仏毀釈でドイツ人捕虜収容所となり,松坂屋社員寮を経て現在に至るそうです。表山から音聞山方面を眺める佛地院もとは別の場所で陶金山佛地院と命名されいたようですが,この地に移ってきて音聞山(おんもんざん)佛地院となりました。香積院にもあったふれ愛観音堂がありました。八事神社。神社前は古道ですが,小学校ができて分断されたようです。塩竃神社の境内で一休みしてから最後の登り御幸山中学校から天白川方面を眺める。最終地点の御幸山公園に着きました。明治天皇と大正天皇が統監して,音聞山が御幸山に変わりました。ほとんどが寺社巡りになりましたが,それだけ八事に神社仏閣が多いということでしょう。