アンソニー・ギデンズ講演会
非常勤先からアンソニー・ギデンズ講演会があったので聴講しました。◎名 称: ‘Covid 19, AI and the future of work’ (同時通訳あり)コロナウィルスが蔓延してきたことで、新しい社会状況への対応に迫られるようになりました。コロナ禍への対応には、AI の進展が関連しています。このような状況の中で、今後の仕事の変化に関して、社会学的に考察します。◎講 師:アンソニー・ギデンズ(Anthony Giddens)氏(ロンドンスクールオブエコノミ クス名誉教授) ケンブリッジ大学より 博士号を取得。 1987 年ケンブリッジ大学正教授。1997 年から 2003 年までロンドンスクールオブエコノミクス学長。2004 年イングラ ンドの男爵位を受け、労働党貴族院議員。ブレア政権「第三の道」路線のブレーンとして知られています。これも役得というのでしょうか。デジデミック(digidemic)という単語を初めて耳にしました。デジタルとパンデミックを掛け合わせた造語です。インフォデミックは聞いたことありましたが。歴史の枠には収まらないデジタル革命とAIに関するグローバルな変化を言うのでしょう。またグロボティクス(globotics)も初めて聞きました。専門サービスがグローバルにアウトソーシングされる動きのことのようです。こういう状況でデジタル化によって正負の両面が際立って現れてきていますが,政府の役割も大きくなってきていることは指摘されていました。