塩狩峠
【送料無料】 塩狩峠 / 三浦綾子 【単行本】価格:1,728円(税込、送料込)【内容情報】(「BOOK」データベースより)結納のため札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車が、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ、暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた…。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。【著者情報】(「BOOK」データベースより)三浦綾子(ミウラアヤコ)1922-1999。旭川生れ。17歳で小学校教員となったが、敗戦後に退職。間もなく肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間の闘病生活。病床でキリスト教に目覚め、1952(昭和27)年受洗。’64年、朝日新聞の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選、以後、旭川を拠点に作家活動。’98(平成10)年、旭川に三浦綾子記念文学館が開館)あるサイトでおススメする小説にあがっていたので読んでみました。あとがきを読んでみるとわかりましたが,実話でした。主人公がキリスト教に目覚めながら一筋に病弱の友人の妹を支え続けます。しかし,その後の結末を知らずに読むとかなり衝撃でした。誰も真似できないような死に方をしているからこそ感動を呼ぶのだと思いました。天変地異がいつ起こるとも限りません。そのときに究極の選択を迫られたら,どう瞬時に決断を下せるか。人生の価値観を見直させられた本でした。