大学間交流
春学期に続いて大学間交流をしました。オンラインで卒論を書いた学生をつないで,PPTにまとめた要旨を1~2分で発表してもらいました。こちらは留学生の出身地プレゼンテーションを同じくPPTを共有して発表してもらいました。かなり緊張していたようですが,それぞれの地域の事情をうまくまとめていました。現地に行ったことがなくても,なんとなくイメージができました。その後の質疑応答もよく受け答えできていました。一方,卒論の発表は全体的に要領を得ませんでした。自分の成果のオリジナリティがどこにあるのか,先行研究から導き出すという視点が足りないことに起因していると感じました。自分の取り組むテーマにふさわしい情報を収集するだけでなく,それが先行研究に照らして独自性を主張するという一連の知の生産の体験について明らかに不足していました。心残りですが,これで自分の卒論指導はいったん打ち止め。これからは教養教育の一端を担えるような教育に取り組みます。