今日は曇りのち雨
今日は午前中バイト。天気もあまりよくなかったし寒い。こんな日は当然バイトに行く気になんかならない。しかし今月は11日に友人Aを含めた浪人組で大々的な遊びが計画されている。恐らくそのときに膨大な出費をするので、イヤでも稼いでおかなくてはならない。 朝はまだ雨は降ってなかったのに、途中ポツリポツリと… その割りにはお客さんが多くフロアはとても忙しい。また天気が悪い日はフロ担(フロア担当)の人はさらに憂鬱になることがある。それは店内清掃を頻繁にしなくてはならないってこと。ハッキリ言ってかなりかわいそう。でもそれでお金をもらっているのだから仕方がない。俺はこの日はフロ担じゃなくって事務だったから楽だった。で、今日は昨日の日記に書いた□□さんを呼びつけ叱り、その他の店員さんにもちょっと強いことを言った。時と場合によっては仏も鬼になることは必要である。(自分で自分を仏って言うなよ…)今日はたっちゃん(旧呼称:新人2号)が正社員として初出勤した日だ。「おはよー、○○ちゃん!」と言ってきたので俺もフレンドリーに返したが、たっちゃんはツイてない。総務課長さんが俺の近くにいたため、たっちゃんは先輩に対する礼儀がなってないと怒られてしまったのだ。 俺は別にいいのにね…、むしろ年はたっちゃんのほうが上なのに…。午後1時。バイトを切り上げて友達との待ち合わせ場所に向かう。この友達はパソコンを買うので一緒に見て欲しいと言う。俺たちはその近くにある大手の総合電気店、Y店、B店、S店に向かった。(←ドコかバレバレ・笑)価格を調べ、それぞれが幾ら値切れるかを調べるためだ。 最初に言ったのはB店。友達はSHARPのノートPCの値段で他店と見比べることに決めた。性能的にも俺が「十分だと思うよ」と太鼓判を押したからだ。B店での価格は162,800円。なかなか安い…と思ったら、なんとY店もS店も同じ値段ではないか!「こいつらやっぱりウラで価格協定か??」しかし俺は馴染み深いY店を口説き落とすことにした。興味ありげにそのノートPCを眺めていると、やっぱり寄って来ましたよ、店員のお兄さん(推定26歳)が! 「何かご質問等ございますか?」なーんて言うもんだから俺はあっさり一言。「お兄さん、これ幾らまでまかる??」これでも安いと思ったがせめて15万円台にはしたい。俺も粘る。友達も外野から一言一言ずつ店員を攻める。なんてたちの悪い客だ…と自分で自分を恥じる。 実は俺は買い物に出かけて値切るということをしたのは今回が初めてだった。だから上手には値切り交渉が出来ない。しかしそんな俺も必死に言葉を並べる。そう、俺の母親がいつも電気屋さんでやるみたいに… ついにシニアマネージャーっぽい人が出てきた。ここまでの所要時間、約20分。 「お客さん、実はこの製品はかなり利潤が少ない物なんですよ」とかいろいろ言ってくるけど、俺もある条件がかかっているから必死だ。実は俺、値引いた分の半額をおごってもらえることになっていたのだ。例えば20万を19万円にしたら5千円をおごってもらえるのね。かなりいいではありませんか!半額おごってくれるなんて最高ですよ!!しかし買おうとしているPCの元があまりにも安い。だから必然的に値引かせられる幅は小さくなる。 でも何とかして5000円は友達におごらせたかった。そしてシニアマネージャー、ついにおれました。「わかりました。じゃあ、お客さん、本当に申し訳ありませんが15万5千。これでお願いします」7千円安くなりました。目標値はもう少し…。でも実は俺、かなり恥ずかしかった。周りの視線が冷たいように思えていた。だから俺も「ま、いっかー」と諦める。「いや、むしろ俺のほうこそ(その値段で)お願いします」ということで商談成立。友達は販売価格より約7000円安くノートPCを購入したのでした。その後はダーツやビリヤードの練習(デートなどのために)をしに行く。ダーツはまあまあだが、ビリヤードはまだまだ。これではまだビリヤードはデートコースには使えません(笑) 一通り練習も済んだので、外に出て夕食へ行くことに。もちろん友達のおごりです。 そしてお店から出たあとのエレベーターで友達にかなり感謝される。値切ってくれてありがとう…と。 エレベーターの扉が開いた。夜の街はあまりに寒く、大粒の雨は傘を持たない俺たちに容赦なく降りかかってくるのでした。