小学一年生の日記

　Nice to meet you! My name is Mario Kawahara. I am six years old.
しかしながら、僕は、れっきとした日本人、ぴっかぴかの一年生だ。ぼくのママは
、僕が英語で話すと、とても喜ぶ。３歳までは、ママのインチキ英語を覚えさせられたが、４歳から外国人だか日本人だか、よく分からない先生がついた。まあ、2年もやれば、随分と話せるようになつてきた。
　学校から帰ると、
「How was school?]
おやつの時間に、
「How is taste?]
TVゲームをやってると、
「Are you homework?]
ちょっちょっちょい待ちぃ！今日は英語かよ。ママは、思い出したかのように話しだす。
「In English! In English!」
「ママは、学生時代、英検2級持ってたのよね。しゃべらないと、忘れちゃわ。」
僕と同レベルの会話力に2級と言い張るママはすごい。しかし、学校でたまにある英語の時間にヒーローになれる僕は、ひそかにママへ感謝している。