山々の雨(了)
良い本というのは、読み終わるのがもったいなくて、家では読まず、電車の中だけでチマチマと読み進めておりました。もー、電車の中で、どれだけ泣いたか!!読んでて驚いたのですが、作者は小泉信三の娘さんなのですね~。私は、小泉信三を全く知らなかったのですが、うちには「海軍主計大尉小泉信吉」があって、第二次世界大戦に興味を持ち始めてから見つけ出し、借りて持ってきてあるのです(しかしまだ読んでいない…)そのあと、阿川弘之関係読んでいてだと思うんだけど、この人小説家なのか~~と思ってた。経済学者なんですね(^_^;なんか、関係ないとこで意外なとこが繋がってビックリしてます。とゆーか、私のバカなとこは、そのとき興味のあるその部分しか見てないから、すごいたくさん見落としまくるってとこで、白き瓶を読んでた時に、絶対麓の話はいっぱい出て来ていたはずと思うのだけど(引用されていた手紙具合からして…)全く記憶にないのです。久保氏のことしか覚えてないよ…バカ。何にしろ、すごく良い本です。是非、読んでみたって下さい。文藝春秋刊/秋山加代著。きっと何処かの図書館にある。相互協力で借りられるはず。麓晩年の句を一つ。「嘆きてもかひなきことはおもはずに明日は今朝より早めに起きむ」素晴らしいです。海軍主計大尉小泉信吉白き瓶因みに、このお酒の字は麓の字だソーダ。【4月中旬発売予定】【生酒30】【大雪渓】特別純米生酒 720ml酒造のホムペで検索してみたら、こんな酒も(笑)大雪渓 吟醸酒 麓(ふもと) 500mlそのうち絶対飲んでみよう…。