駅で見送った後姿が最後に・・・

2017.05.04

(5)

今日は友人と一緒に弔問に行きました

お休みごとに集まる仲良し３人組で

２月の終わりにワイワイと楽しいランチをしたところでした

ゴールデンウィーク前に

突然の訃報

もうお葬式も終わってからのお知らせでした

最近疲れ気味のご主人を駅まで送って

階段を上ってゆく彼の後姿が

生きている彼を見た最後となりました

ご主人は階段を上ったところで倒れ

救急車で病院に搬送され

友人が連絡を受けて病院に行った時には

もう帰らぬ人となっていました

６月に６３歳のお誕生日

ふたりで旅行に出かける計画もありました

早すぎるよね

それに前触れもなしに

天に吸い込まれるようにいなくなってしまいました

未確認飛行物体にさらわれたような気分でしょう・・

朝・・　卵を焼くたびに涙がこぼれるそうです

玄関のフックの彼の帽子が目に入ると

彼を思い出して

涙がこぼれるそうです

仲良し夫婦だったから

余計に寂しいですよね

泣いてもいいよ

どんどん泣いたらいいよ

でもね・・　時間はやさしいから

卵を焼いても

泣かなくなる日がきっとくる

わたしはその日が早く来ることを祈ります

そしてその時になったら

また一緒にご飯食べに行こうね

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう

Last updated 2017.05.04 19:31:32
コメント(5) | コメントを書く

[わたし色の日々] カテゴリの最新記事

いつかきっと・・ の遠い日の約束

駅で見送った後姿が最後に・・・

いつかきっと・・　の遠い日の約束