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ミキティのワーキング・エブリデイ

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2004.05.16
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カテゴリ:コンサルタント
今日は、某診断士受験機関の講師養成コースに参加していました。

本日のテーマは診断士二次試験対策用の事例問題を作成すること。

診断士試験を知らない方に説明するとすれば、
簡易のコンサルティングレポートを作成させるためのケーススタディを作るということです。

参加者4名が各自作ってきた事例をお互いに見て、アドバイスをしあったり、一緒に考えたり……。

そんななか、担当の先生からこんなアドバイスがありました。

「小手先の事例問題を作らないように」

そして、小手先の事例問題の例を見せてくださいました。

どういう事例かというと、結局、経営の本質的な課題に触れていない。表面上の課題と解決策だけに終始しているものでした。

これって、事例作成の問題だけではないな、と思いました。

実際のコンサルティングをするにあたっても、小手先の戦術や知識だけでクライアントにあたるコンサルタントもいれば、経営の本質的な課題に取り組むことを提言するコンサルタントもいる。

要はコンサルタントの心のありかた。
仕事に対する理解の深さ、経営に対する哲学
こういったことがすべてに影響するんだなと思いました。

さらに、今日はある事例の解説も聞いてきたんですが、
またまた気づきが……。

経営改善策はできるだけ経営者の望む方向性で実施できるよう、提言する必要があると思いますが、それだけではやはり不十分。
経営者の経営のしかたが間違っていると思ったときには、すっぱり言わなくてはならない。

でも、たぶん大抵の経営者はコンサルに一回言われたくらいでは聞かないんでしょうね。

じゃ、どうする?

啓発活動というのが必要なんだろうなあ……と思います。
自然に納得させるようなセミナーとかワークショップの実施が、たぶん有効なのでしょう。

こう考えていくと、自分のミッションを果すために
やるべきことが、だんだん見えてきます。





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Last updated  2015.05.07 07:46:43
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塚原美樹

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