カテゴリ:カテゴリ未分類
最近読んだ話でもないのですが、今年前半に読んだ小説として司馬遼太郎の「龍馬が行く」とアメリカ人作家のデイヴィッド・L・ロメックの「カストロ暗殺指令」があります。
龍馬は自分は天の定めるところにより自分は生きていると思っていました。そのときがくるまでは役目があるから自分は死なないと。 そして大政奉還という大役が終わった途端に暗殺されてしまったのは周知の通りです。 カストロはまだ生きていますが今までに数百回不可解な幸運によって助かっています。 ただ、私はこれを不可解とは思いません。役目がある人はそれが終わるまでは死なないものです。 カストロ自身「私は死を恐れない。私は天が死ぬと定めたその日より一日として長くは生きないのだから」と言っています。 しかしこれは本来全ての人に当てはまるでしょう。誰でもその日が来るまでは死なない。その日より一日として長くは生きないでしょう。 ただし、自分を粗末にしたり、生きる目的を失ってしまったり、自分が必要とされる存在ではないと思っている人は本来の寿命より早く死ぬこともあります。これは自分を見失ってしまうと天のリズムで生きられなくなるからでしょう。 勿論、天命の寿命は人それぞれです。長生きすることだけが天寿ではない。本来なら全てが天寿であるはずです。 ただ、全てを任せられたら結果的に多くの人が長生き出来るとは思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月05日 03時50分19秒
コメント(0) | コメントを書く |
|