カテゴリ:インテグレーティブ・コーチング
『選択の瞬間』の質問の6つ目です。
歯医者さんに行ってきました。思いのほか早く終わり、痛みもなくすみました。 う~ん発音もしやすくなったし、行ってよかった!! 私は顎関節症なんです。原因はイマイチよくわかりませんが、症状がひどかった時は、 凶悪な倦怠感と痛みで、よく寝込んでいました。 専門の歯医者さんにめぐり合ってからは、うまく共存することが出来るようになり、フツーに暮らしています。 これのおかげで、発音の際の筋肉の使い方に、強い関心を持つようになりました。 とはいえ、余計な痛みはない方がいいので、10歳以上のお子さんがいらっしゃる方は、ぜひかみ合わせに注意を向けてあげてください。 (私が発症したのが10歳ぐらいなもので・・・) 顔にゆがみはないか、前歯の縦のラインが一直線上にあるか、常に首をかしげるくせはないか・・・などがサインになると思います。 さて・・・ 「私はこの状況を、成長と進化の触媒として活用する意志があるのか。 それとも自分を痛めつけるために使うか?。」 原文は"Will I use this situation as a catalyst to grow and evolve?" 「目の前で繰り広げられる人生のドラマに気をとられて、 起きた出来事を成長の促進剤とするどころか、自分に何か落ち度があったために そのできごとが起こったのではないかと考え、自分を痛めつける手段に使うことは簡単です。」 ・・・あいかわらず筆致鋭く、えぐってくれます=^_^=。 うまくいかないことや、感情を傷つけるような出来事が起きるたび、 私はほぼ自動的に「自分のせいだろうか?」とか、 「自分の何がまずかったからか?」と思っていました。 点検・確認というノリではなく、 自分が悪い(かも)と思うことで、自分を痛めつけるというのが、もうまさにぴったりの表現・・・。 この質問の章を読んだ時、自分のことかとびっくりしちゃいました(笑)。 しかし、それだけたくさんの人が、しかもこの本の著者はアメリカ人ですから たくさんのアメリカ人が、この思いに捕らわれているんだなあと、改めてびっくりでした。 「自由意志は、自分の経験をどう受けとめるか選ぶ力を、わたしたちに与えます。」 どう受けとめるかは自分次第・・・とよく言いますし、また耳にタコが出来るぐらい、よく聞きます。 しかし、自ら「自分を痛めつける」受けとめ方をする人が大半で、自分もその傾向がある・・・ってな場合。 「自分次第」の言葉だけで、別な選択肢があることに気づけるケースは少ないでしょう。 別な選択肢の存在に気づいても、それがどんなものなのか、わからないことも多い。 じゃあ、どないすんねん? 私には、「今までとは違う選択があるはず。それを探すぞ。」と決心するのがステップ1。 他の人がどんな選択をするのか、話を聞いたり、本で読んだりするのがステップ2でした。 そうしているうちに、ネガティブに見える状況を、しっかり成長の触媒にしている人と出会いました。 今は、その人を見ながら「ほ~、こうするのか!」「なるほど、そう出るといいのね~」という具合に マネしつつ、アレンジしつつ、自分の新しい芸風を創ろうとしています。 電化製品の取扱説明書を読みながらいじったり、 すでに操作できる人に、操作方法を見せてもらっている感覚に近いかも(笑)。 私はこの状況を、成長と進化の触媒として活用する意志があるのか? 触媒は、それ単品では何も起こせないけれど、変化の中にあると その変化を劇的に速める性質があるものです。 そして状況は、それ自体が何かを起こすものではなくて、 自分が触媒とする、と決意して触媒の働きをさせるもののようです。 そう、結局は自分次第。でもその意味がわかったぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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