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言葉があらわせるものは、言葉であらわせないものと比べると、ほんのちょっぴりです。
イメージがあって、それを言葉で描写したり、説明したり、そしてできなかったり(笑)。 「ほら、えーと、ああどう説明すればいいのかな~」ってのも、その例のうちだと思います。 しかし 言葉であらわせないからと言って、言葉で伝えることをしないことや、 言葉を適当に扱うことは、伝えるという意図を欠いた不遜な行為である。 ・・・というようなことを、最近、親しい友人と話していました。 彼女は言葉を選び抜くお仕事・翻訳をなさっています。 コミュニケーションが仕事の範囲にあたる私も、しんそこ納得する話題でした。 「ことば」や「伝える意志」に強い意味をもたせている私。 これはどこから来てるのかな?と軽い気持ちで考えていたら、どこからか学生時代のメモがでてきました。 「ことばで伝わらないものが確かにある。だけどそれは、ことばを使いつくした人だけが言えることだ。 だからことばというやつは、心という海に浮かんだ、氷山みたいなものじゃないかな。 海面からでている部分はわずかだけど、 それによって海面かに存在する大きなものを知覚したり、感じ取ったりすることができる。 ことばを大事に使いなさい。そうすれば、ただ沈黙しているより、多くのことを、より正確に伝えられるのだからね。」 出典はこれなんですが(巻数は違うかも)・・・。 伝える意志と、ことばを大事に使うことで、すくなくとも「氷山がある」ということは 伝えられるんじゃないかなと思います。 たとえ氷山そのものを、描写することが適わなくても。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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