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つーくんのスキー日記(グリーンシーズン編)

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カテゴリ:パンとお菓子

先日、「お腹が痛い~。肩が痛い~涙ぽろり」と朝から調子の悪いつーくん。
3年生になってから初めて学校をお休みしました。

考えてみれば、毎日のように今度のお祭りの太鼓練習、スイミングに少林寺。確かにハードな毎日を送っているつーくん。疲れが溜まっているところに、前日雨の中で行われた陸上競技場でのリレーカーニバル。きっと風邪を引いてしまったのでしょう。

午前中ゆっくり寝て起きたら、あらまぁスマイル嘘のように元気になっていました。
これから学校へ行くのもねぇ。そこで、つーくんとモンブランを作ることに・・・今日はお母さん先生の家庭科ってことで・・・

15cmのデコ型を2台焼き、一つずつ仕上げることにしました。

まずは、デコ型に敷き紙を敷きます。わら半紙をチョキチョキはさみ「僕こういうの得意!ちょき
そして次は材料の計量です。正確な計量は大事ですぞ~ひらめき

モンブラン作り1.JPG モンブラン作り・計量.JPG

モンブラン作り3.JPG 

作っている写真を撮り忘れてしまいました。ケーキは一気にいきますからねぇ。
そして焼きあがったスポンジがこちら。フワッフワです。

右のスポンジの表面にある線は冷ましている時に置いていた布巾のシワ。フワフワなのが分かります。
ちなみに、スポンジケーキの製法は、別立て法と共立て法とがありますが、プロが作る共立て法です。そう、卵黄と卵白を分けずに全卵を泡立てていく方法です。

初めて作る人には別立て法は失敗が少ないと言われていますが、共立て法の方がスポンジのキメが細かく、しっとりふんわり仕上がるんですよ。でもちょっぴりコツがいります。

*全卵とお砂糖をしっかり泡立てる事。ハンドミキサーを使って、生地を持ち上げた時、字がかけてしばらく線が残るまでです。

*粉合わせは、ふるった薄力粉を練らないようにさっくり混ぜる事。ゴムベラよりも。ホイッパーの線の間から生地を通すように持ち上げ、すくっては持ち上げ・・・と繰り返すと綺麗にまざります。決して練ってはダメです。

*湯煎しておいたバターの混ぜ方。これがもっとも重要。生地の1/3量を溶かしバターの入ったボールに入れ、一度そこで混ぜます。この混ぜた生地を残りの生地に戻すのです。これでバターが沈まず均一に混ざるのです。このときはゴムベラですよ。

以上の3つのポイントを押さえると、共立て法でケーキ屋さんのようなフワッフワのスポンジが家庭でも焼けるようになるんです。

ま、この他にも焼成温度なども重要ですが、これは何度も焼いてオーブンの癖を知る事です。

つーくんママも小学3年生の時からお菓子作りに目覚め、固くて美味しくないスポンジを何度も焼いてきました。フォークを刺すとスポンジが沈んじゃう。力を入れずにスーとお皿までフォークが入るようなスポンジを焼きたくて、ここまで来ました。何といっても習うのが一番の近道です!!

スポンジを3枚にカットし、(これも技があるのです)下段には自家製カスタードクリームに8分立ての生クリームを合わせたトロリンカスタードを挟みます。

スポンジを重ね、上段には甘さ控えめの生クリームを(今日は乳脂肪分35%のものと植物性の物を合わせ軽めにしました。

モンブラン作り4.JPG モンブラン5.JPG

最後に3枚目のスポンジを重ねてクリームをナッペしていきます。
回転台の上でやると側面が綺麗に仕上がります。

仕上げにマロンクリームを絞ります。今日はサバトンのマロンピューレを使用。マロンペーストと違い、お砂糖を加えていないものなので自分で甘さを調整できるのです。

モンブラン6.JPG モンブラン7.JPG

生クリームを絞って、栗の渋皮煮をのせて完成!!これはつーくんママ作成ですよ。

ではここからつーくんのモンブランをどうぞ・・・全部1人で作りました。

つーくんモンブラン作り7.JPG つーくんのモンブラン8.JPG

この絞りが楽しくてしょうがないよう・・・

そして、完成。つーくんはマロンをカットして段面を見せていました。

つーくんのモンブラン9JPG.jpg ミニモンブラン.JPG

右写真は余ったスポンジ生地を5cmのセルクルで抜いて、ミニモンブランにしました。
これでも充分。ちょっとしたおやつになります。

子供が食べる事も考え、ラム酒は控えめにしほんのりと・・・(入れないとぼやけてしまう)
生クリームにはバニラを、カスタードには軽くラム酒を使いました。
生クリームの甘さを控える事で、マロンクリームの甘さとの調和が良かったです。

この秋、もう一回ぐらい作ろうかな?

 

 

 

 






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最終更新日  2006.10.07 23:16:39
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