つーくんのスキー日記（グリーンシーズン編）

今日は、つーくんの大事なお友達のお誕生日

半年以上前からつーくんに作って欲しいと予約をしてくれていました。
昨年、小学生のケーキ作り全国大会に出た時も、励ましのお手紙をくれた親友。
このお手紙をお守りにして出場しました。

心の支えになった親友に、心をこめて作ったケーキがこちら。

つーくん特製、苺のチョコ生ケーキです。

静岡産の紅ほっぺを２パック使い、チョコレートをたっぷり使った甘さ控えめのガナッシュクリームでサンドしました。

トッピングはレトロなケーブルカーを走らせ、１１歳へと出発です。
線路の周りには、ちゃんとバラストが敷いてあります。

小さい頃、プラレール好きだったので、その辺こだわります。

たまたま、私の方もバースデーケーキの注文が入ったので、隣で苺ショートを作りました。

先日作ったものと同じですが載せちゃいます。こちらも紅ほっぺを使用。

では、作っているところを追ってみましたので、どうぞ・・・

まず、得意のスポンジを焼きます。卵とお砂糖、薄力粉を使い、プロと同じ製法、共立て法でふわふわのスポンジを焼きます。

２１ｃｍのデコレーション型で焼きますが、オーブンの温度管理や焼き時間で、食感や味に違いが出てきます。
つーくんは、これをマスターしています　

スポンジを冷ましている間に、生チョコガナッシュクリームを作ります。
良質のスイートチョコレートを刻み、沸騰させた生クリームの一部と合わせています。　
これを固めると生チョコになりますね。

ほら、とろ～り、チョコガナッシュができました。これに軽めに泡立てた生クリームを合わせ、生チョコガナッシュクリームを完成させます。
　
チョコは温度が低いと固まり、高いと溶けますよね。
ですから、塗りやすい硬さにするので慎重に・・・・

カットした苺もひとつひとつ水分を拭いて、丁寧に並べていますね。
クリームに水分が移ってしまわない為にも、重要だったりします。

スポンジを３段に積んでクリームを重ねていきます。
　

つ：　「白い生クリームよりも硬いから難しいよね」　と言いながらも、なんとか綺麗に伸ばしていきました。力を入れすぎてもスポンジを削るので、本当に繊細な作業です。

仕上げに余ったスポンジでクラムを作り、ドレッジを使って側面に付けています。
つーくんはこの作業、初めてです。
　

ケーキクラムが付くとオシャレですが、側面のきたない所も隠せちゃいますね。

そして、最後の魅せ場

細い丸口金を使い、クリームで線路を書きます。
どうやって走らせようか、相当考えていました。

線路の周りにはバラスト（線路下の石）をくるみで表現

工作が得意なつーくんならではの表現です。

一瞬、「ケーキ屋さんにパクられちゃうかもよ　」と思ったほど、良い出来でした。

子供の創造力、アイデアは無限です。
これからもいろんな分野で生かせたら、将来が楽しくなるかもしれませんね。