旧瀬戸邸(北海道稚内市)!
北海道稚内市レポです。Onsenガストロノミーウォーキングin 日本のてっぺん稚内。第2弾は、旧瀬戸邸です。昭和27年築、瀬戸常蔵氏の住宅です。瀬戸氏は、底引き船の船主であり、地元での有力者でした。国登録有形文化財です。当時の漁業の様子、昭和の頃の暮らしがわかる展示になっています。最初におもてなしがあります。たこ入り揚げかまぼこと、コンカツだし。稚内は、ミズダコ水揚げが日本一。コンカツ=婚活とは…北海道稚内市と、鹿児島県枕崎市が、夫婦都市。利尻昆布と、枕崎鰹節のダブル出汁なんです。揚げたて熱々で美味しい。出汁はなかなか濃い〜です。さて、旧瀬戸邸の中に入ってみましょう。入館料200円ですが、参加者はタダでした。お膳が並んでますね。稚内内外からのお客様をもてなす場所だったんですね。木ではなく、珊瑚です。宗谷の海の底にある珊瑚だそうです。いろりのある、純和風の座敷ですね。数々の展示の中に、大鵬関の色紙があります。昭和39年、稚内での大相撲の巡業では、大鵬関が瀬戸邸に宿泊しています。瀬戸常蔵氏はこんなに大柄な体型だったんです底引き網漁業に関する展示もあります昭和の生活感がよく出ています2018年公開された映画「北の桜守」のロケ地です。主演の吉永小百合が、この部屋で布団で寝ていたシーンですそんな旧瀬戸邸で…漁業無線の電鍵がありますん、これは…津軽塗のテーブルだ。津軽塗の中ではもっともメジャーな、唐塗だね。稚内で津軽塗に出会えて、ちょっと嬉しい。4〜10月の公開。冬は厳しいもんね。