【グルメってわけじゃないけど】第41回 ころもち・・・
「♪夏の元気なご挨拶・・・♪」じゃないけど、お中元の準備はされましたか? 私のところは妻と私の双方の実家と妻の親戚(通勤の際に停める駐車場を借りています)の3軒にお中元・お歳暮を贈っています。夏場なので、そうめんとかビールにすることが多いのですが、今回は趣向を変えて「おかき」にすることにしました。これだったら、お客さんが来た時にも出せるしそこそこ日持ちもするしということでね。 おかきとかおせんべいの類は各地にありますが、奈良にもおいしいおかきを作っているところがあるんです。茶道をされる方はご存知かもしれませんが、茶道の茶筅の産地としても有名な奈良県生駒市の高山地区にその工場があって、その工場で直売しているのですよ。 さて、自宅のある王寺から北上してのどかな田園風景が広がる生駒市高山地区に到着。そこで目的のおかきである「ころもち」を作っているのが高山製菓という工場です。 一見すると普通の工場なんですが、ここでつくる各種おかきは百貨店やデパートで販売しておらず、ここまで買いに来るかネットやFAXで注文するしか方法がないのです。ちなみにこの会社を知ったのは、かなり前に在籍していた部署の係長が「(正月明けの)仕事初めの懇親会の時にみんなで食べよう」と注文したのが、この会社の「ころもち」でした。塩気が若干多いのですが、くせになる味で気がつけばいくつも食べているというおかきなのです。ネットやFAXで注文可能ですが、百貨店やデパートで売っていないという希少性もお気に入りなのです。 ちょうど行ったときには、工場内で買い求める予定の「ころもち」を一斗缶に入れていました。一斗缶に入っているものもあるんですね。子どもの頃に祖母の家へ行った時におかきやおせんべいが一斗缶に入っているのをみてびっくりしたことがあったんですが、きちんと蓋をしめておれば湿気を防止することができるんですね。 それから、この後使用するであろう一斗缶が山積みになっていました。やはり子どもの頃、冬場の灯油が入っていたのもこれでしたね。今ではポリタンクだけど。それから、ドリフの番組でもよく登場していましたね。一斗缶で頭をたたくとか・・・。 話しがそれました・・・。 さて、私と同じようにお中元にするのか何人もの方が来ていて、工場の中にある事務所で注文していました。「工場直売」という感じがして、そういった雰囲気は個人的には好きです。また、試食用に各種おかきも用意されていて、一緒に行った子どもたちは「ころもち」を頬張って喜んでいました。 予定の個数を買い求めて、私の実家のある大阪府堺市へ。おやつの時間に早速開けて食べていました。私の両親も喜んでいました。そして、子どもたちは「おばあちゃん、お土産にちょうだい!」といって持って行ったころもちをビニル袋に入れてもらっていました・・・。