懐かしいコロナクーペ・・・
私のデリカSWは購入後14年を経過していますが、最近では同じ型のSWを見かけることは本当に少なくなりました。また、20年以上前の車ともなると、見かけることはほとんどありません。もっとも、ハコスカ(ニッサンスカイラインGC10)とか510(ニッサンブルーバード)など根強いファンの手によって博物館に展示するくらいのすばらしい状況に保っておられる方もおられます。 私の家の近所には、前出のハコスカや310サニーを日常的に使用されながら大切にしておられる方(それぞれ別の保有者ですよ)がおられます。ハコスカは1970年代初頭、310サニーも1970年代後半のものですから今から30~40年前のものです。それからいけば、私のデリカSWなんかはまだまだ新しい方です。 さて、先日車を走らせていたところ、信号待ちで前に止まった車をみて思わず撮ったのが表紙の写真です。この車はトヨタコロナクーペで1982~1983年に製造された7代目のコロナ(このコロナクーペは1985年まで製造)です。そして、コロナとしては最後のFR(リヤドライブ)でした。この時代の車は角張った車が多くて、トヨタ車も例外ではありません。個人的にはこの角張ったデザインの方が飽きが来なくて好きですね。実際、私の初めてのオーナーカーはこのコロナクーペと共通プラットフォームだったカリーナクーペでした。 この写真の車のオーナーは年配の方でしたが、日常的に使われているようで特にピカピカというわけではありませんでした。逆にその方が適当なヤレ感があって、個人的には好きですね。もっとも、車を本当に長持ちさせようとしたら、「車庫保管」「雨天時には使用しない」といったことがあるのでしょうけど、それもなかなか大変なものです。 だから、私の場合は日々の点検(車検や12ヶ月点検を含めて)を重視しています。ただ、車体の色あせは屋外保管である以上避けられない(屋根付き車庫にできない事情もあり)し、今は起こっていませんがオイル漏れも注意していかなければならないから、古い車の維持はなかなか大変です。 このコロナクーペもそのような懸念をいくつもかかえているかもしれませんが、いつまでも大切に乗ってほしいと思いました。