アルコールランプ・・・
教師や親からの「気持ち悪い」という声がきっかけで、ジャポニカ学習帳から昆虫の表紙が消えたことが話題になった。釈然としない理由だが、いつの間にか姿を見なくなったものはほかにもある。 理科の実験でおなじみのアルコールランプが学校で使われなくなっている。なぜ? 共立女子中学高等学校の桑子研先生は言う。 「取り扱いが難しく、注意点が多く、危険だからです」 危険の理由は、「児童・生徒が実験机から落とす可能性がある」「アルコールが少なくなると、ランプの中でアルコールが気化し、爆発する可能性がある」などだそう。 「また、アルコールランプに火をつける際、別の火のついたアルコールランプで火をつけようとすると、液が傾いて芯の近くまでいって燃えあがる可能性もあります」 ちなみに、現在は、ガスバーナーが一般的だそうだ。【週間SPA!から引用】 アルコールランプ、懐かしいですね。アルコールが入っているから芯の部分を触ると、ひんやりとしたのを覚えています。マッチを刷って芯の部分につけると「ボッ」と火がつくわけですが、大いに燃え上がるというよりもほんのりというのかな、そんな感じで燃えていたのがアルコールランプでした。消す時も、キャップをかぶせれば消えましたよね。 そんなアルコールランプは、最近使われていないとか。確かに、液体燃料であるアルコールがガラス製の容器に入っているわけだから、倒して割れたりすると危ないからね。実際、私も倒して割ったことがあるから経験があるんですけど、結構大騒ぎになりましたよ。そんな取り扱いがあってか、最近は本文にもあったようにガスバーナーに置き換わっているそうです。 本文にあったガスバーナーは、私は中学生の頃に使いましたが、ガスバーナーの方が空気の調整が難しかったように思うけどな。空気を入れないと炎が小さくて、火が青白いし、空気を入れすぎると赤々とした炎がたつし・・・。 それにしても、「危ないから」ということで使わなくなるというのはどうなんですかねぇ。私のように倒して大騒ぎにしてしまったヤツがいうのも何ですけど、「こうしたら危ない」っていうことを身にしみて分かったわけですからね。周りの人も同じだったのかも。 最近は、本文にもあったように小学生のノートのベストセラー「ジャポニカ学習帳」の表紙にも、昆虫の写真が使われなくなったとか、少し前だったら運動会の競争競技でも順位をつけないとか、なんだか私が小学生の頃と全然違うんですね。時代が違うのかな・・・。