徒然草子

　親戚の誘いでNHK横浜の公開生放送を観に行きました、三浦に。
　ゲストミュージシャンはピアノデュオのレ･フレールとシンガーソングライターの舟久保香織さん。
　地元三浦半島出身の二組です。が、舟久保さんについては知りませんでした。

　喋りがちょっと岡本依子似で（？）歌声はパワフリャーな方でした。

　多分自分だけが感じたイメージですが。
『気張ってて、張り詰めすぎて、痛い感じ』でした。
　それが『とてつもなく恐かった』。
　歌聴いて恐くなる感覚ははじめてかもしれません。

　彼女は自分に疑問を感じた人で。
　迷って、悩んで、それでも立ち上がった人で。
　必死こいて自分を奮い立たせた人で。

　一方こっちといえば。
　自分に疑問を感じていても。
　迷うことも悩むことも放棄して。
　微温湯の日々を選んだわけで。

　選んだけれど心の底ではその結論に満足していなくて。
　立ち向かう人に対して引け目を感じてしまうらしく。
　だから、そういう人にはあてられてしまって。
　そんな人の言葉が痛かったのだと、思います。

　微温湯に浸かったような生き方は。
　そこから自分の疑問が拭い去れない限りは。
　全身四方八方から刃を向けられているような状態で。
　たまに誰かが起こした風に揺れた切っ先がちくりと、じわりと刺さってくるのではないのかと。
　今やっと気付いたわけだけれど。

　多分これからも懲りずに同じ生き方をしていくのだと思われます。
　第二部のレ・フレールはそんな反省忘れて思う存分楽しんできた感じだし。　

　なんか全く『音楽』の話題に触れてないような･･･。
　まあ、いいか。