************************
広告!!
夢のコラボ企画登場!
スピニング夜話その40(前後編)
カタログでは明かされなかった、稲村とダイワの関係に迫る!!
じゃこ大先生のブログへGO!!
************************
ふと気付いたんですが、ぽんこちやカタログを記事にしてますが、年代をバラバラに紹介してたのではいかんのじゃないかと・・・
やっぱり、年代順を追って記事書かないと、ネタバレや不整合が生じてしまうような・・・
ってことで、一番最初に戻ってダイワ精工(大和精工や松井製作所時代までは戻りませんよー)黎明期のリール達を紹介してみます。
その前に、ダイワの沿革を確認してみましょう。(グローブライド株式会社hpより)
1955 リール(主として輸出用)の製造開始(社名:松井製作所)
1958 東京都中野区に「大和精工株式会社」を設立
1962 リールの国内販売を開始
1964 ロッドの生産工場を新設
1969 商号を「ダイワ精工株式会社」に変更
2009 商号を「グローブライド株式会社」に変更
さて、ダイワが、稲村製作所を合併したのはご存じの事かと思いますが、いつだったのでしょうか?
67年式ロディが存在し、68年に稲村型ボディのパンチが登場することから、68年であったと考えられます。
稲村型ボディとは、私が勝手に定義したモノで、リールフットとボディの接続部が前後2本のリブで三角形状に構成されているのが特徴です。
小出しにしてたんでは、話が進まん・・・と言うことで、今回は一挙まとめて
「ぱんち」「まっは」「いれぶん」です!!
しっかし、今じゃ考えられんネーミングやね(^^;)
平凡パンチ(1964~1988年)
1964年4月28日に当時の平凡出版から創刊された男性向け週刊誌。
って、真面目に記事書くと、ご不満な方々がいらっしゃるみたいなので・・・お約束?
ってか、多分予想してた方も多いかも(^^;)
少年時代、色々と「お世話」になった方も多いかと・・・(^^ゞ
初代パンチ1001(1968年)
稲村型ボディを継承した中型スピニング。
カラー写真はアブ姉さんのぶろぐ見てね★彡
ベースはロディ2000番あたりかと思われます。
ボディ後方上部のツマミ型ストッパーと前面に穴の空いたスプールが特徴です。
1968年グッドデザイン賞受賞。
アブ姉さんとこにもコメしましたが、いろんなバリエーションがあるようです。
ボディーカラー:銀、茶
スプール:銀、茶、黒、銀の前面だけ黒、銀のスプールエッジが茶・・・
この組み合わせが色々あって全く解らん!(>_<)
まあ黎明期だったんで色々作ってみたんでしょうか?
この1001型は、高速パンチと強力パンチの名でよく紹介されています。
ギヤ比の違うモデルが存在していたのかもしれません。
ネットで見る限り、銀ボディが高速、茶ボディが強力と書かれている場合が多いようです。
これらは正式名称じゃなくって愛称だったみたいで、ボディにシール貼りされてた様です。
でも正確にはよくわからんです(>_<)
どなたかご存じの方、コメお願いしまつ<(_ _)>
2代目パンチ1000番系(1969~1970年)
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d156868227
稲村型ボディを引き継いだ2代目です。
URLはオクページ(ぽんこちの最高機関である某研究所様)
資料が無いので正確には言えないのですが、以下の4機種が確認出来ました。
1000
1001とほぼ同じ稲村型だが、ストッパーはレバー型に変更。
銀ボディ、黒穴無しスプール
1500/2500
稲村型ボディ。
レバー型ストッパーで、銀ボディ、黒穴無しスプール
4000
レバー型ストッパーで、銀又は茶ボディ、黒穴あきスプール
茶ボディには強力パンチと書かれているものがあります。
また、4000番を大型パンチと称している記事もあります。
2000と3000番は確認出来ませんでした。(欠番??)
じゃこ先生の記事だったと思いますが、型番=価格説が正しいならばコレはあり得る?
3代目パンチマーク系(1970~1971年)
「中型アウトスプールでは定評あるパンチシリーズ」、写真のキャスターは服部名人です。
少さな番手は先代の稲村型を引き継ぎ、大きな番手はボディを変更しての登場です。
マーク1 1000A
2代目1000とほぼ同じ稲村型ボディ、細部造形が異なっている。
マーク2 1500
2代目1500とほぼ同じ稲村型ボディ、細部造形は異なっている。
【修正】ぃぼへーさん目撃情報では、ブラウン系カラーがあったそうです。
んん・・・ってことは、写真で見る1500や2000はブラウンってかベージュ?
この頃のカラー印刷は発色がイマイチヤなぁ・・・
マーク3 2000
マーク4 2500
マーク5 3000
マーク7 4000
マーク8 4500
ダイワ設計による2代目スポーツ型ボディになりました。
なせかマーク6は欠番。
この3代目、おそらくボディには「マーク*」とは書いてないと思われます。
箱を見ないと解らないかもしれません。(愛称?)
(トヨタのコロナマークIIは、1968年登場でした)
3代目は、スポーツの下、廉価版中型スピニングの位置づけになります。
スプールは、2500以下がABSでそれ以上はアルマイトです。
BBは4500が2BB、2500~4000が1BB、それ意外な無し。
ストローク減速機構は、記載されていないため入っていないと思われます。
左右両用巻きハンドル。
マッハGoGoGo(1967年)
タツノコプロが制作しフジテレビ系で放送されたテレビアニメ
ってまたまた脱線(-_-)
けど、マッハと言えばこりでしょ、リールのマッハとは関係ないけど・・・
マッハ(1972年)
「実績が物語る実力派」
3代目パンチの後を引き継いでの登場です。
270、320、420、470、520の5機種構成。
修正ですm(_ _)m
上の写真、投げ風景写真の中に機種が書き込まれていて、見落としてました。
正しくは
100、110、200、270、320、420、470、520の8機種構成。
パンチの小型(1000,1500)は、マッハに引き継がれませんでした。
最大の520に稲村型のボディが残っていますが、それ以外は2代目スポーツ系ボディです。
ボディーカラーはブルーメタリックで黒スプール。
BBは2BB(520)、1BB(470、420)、それ以外は無し。
代表機470は、ワンタッチ脱着式ジュラルミン鍛造スプールと豪華でした。
マッハは、1年限りの短命に終わりました。(この頃ホント一発屋が多い・・・)
11PM(イレブン・ピーエム:1965~1990年)
約24年半に渡って放送されていた深夜番組であり、日本初の深夜のワイドショーでもある。
ってこりも予想通り?お約束ネタでつ。
けど、リールの「イレブン」とこの番組中の「イレブンフィッシング」コーナーは、今で言うコラボの関係であり、決して無関係ではありません。
ちなみに、11PMコラボ商品は、他に投げ竿「イレブン」、磯の名竿「小笠原イレブン」がありました。
初代イレブン(1972年)
白いイレブン、サブタイトルは「JUMBO」
「一段と飛距離が伸びるジャンボ」
このおじさん、しっかり11PMのジャンパー着てますよね。
No.2、3、4の3機種。
全機種稲村型の白ボディ。
1段減速型のストローク減速機構、3BB(No.4のみ、他は2BB)と上級装備でした。
たった一年の短命モデルでした。
やっぱ白はウケなかったのか??ノーマンと同じパターン?
今回紹介の中では一番レアではないかと思います・・・。
2代目イレブンDX系(1973~1974年)
「ジャンボな飛距離、大きく強い!エコノミータイプの決定版」
シルバーボディに黒スプール
カラーリング変更意外にどこが変わったのかわからないです。
ってか、どこがデラックス?
機種構成は、初代白イレブンと同じです。
と言うことで、いかがでしたでしょうか?
稲村型ボディは、他にミリオン系に使用されています。
また、小型の稲村型は、パンチの後エースに引き継がれました。
スポーツ系含めて、これらは話すと長ぁ~~~くなるので、本日はこの辺で・・・
今日は結構まとめちゃったから大作になったなぁ( ̄。 ̄;)
皆様、どれか持ってました?持ってる方は是非ご紹介をm(_ _)m
意外と、ツッコみ用ネタの方がウケてたりして・・・・
そりでわぁ~(^^)/