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さすらいの天才不良文学中年

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謎の不良中年

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August 30, 2024
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歳を取るとやっかいなこと

 今年の10月終わりに74歳になる。いよいよ来年は後期高齢者の仲間入りである。





 それで最近、少々やっかいなことになったことを書く。

 朝、早く目が覚めるようになったのである。

 これまでは夜の26時(朝の2時)ごろに寝る習慣が身に付いていた。起きるのは朝8時ごろである(おいらはどうやら6時間の睡眠が身体に合っているようだ)。

 ところが、最近、朝の5時ごろに目が覚めるようになったのである。

 ご存じのとおり、睡眠には「レム睡眠」(=浅い眠り。脳は起きている)と「ノンレム睡眠」(=深い眠り。脳は寝ている)がある。

 ものの本によると、若いときの「体内時計」は入眠時にノンレム睡眠となり、1、2時間後にレム睡眠へ移る。以後は、ノンレム睡眠とレム睡眠を交互に4、5回繰り返し、やがて目が覚めるという。

 しかし、歳を取るとこのノンレム睡眠は激減する。それだけでなく、浅いレム睡眠と少し深めのレム睡眠が約30分間隔で繰り返されるようになり、夜中は眠りが浅い状態がほとんどになるらしい。

 結局、夜中に目が覚めたり、早朝に起きてしまうのは加齢による体内時計の変化であり、自然現象というほかはない。

 だから、おいらが最近朝早く目が覚めるようになったのは、老人力が付いただけのことであり、病気でも何でもないのだから、体内時計に合わせて暮らせばよいという。

 何だ、そうなんだ。すると、眠くなったら寝て、目が覚めたら起きればいいだけだ。気が楽になるのぅ。

 なお、おいらの場合は、古希を過ぎたころからシエスタ(=昼寝)が好きになった。

 じつは、これも理に適っているとのことで、アメリカの心理学者サラ・メドックによれば、30〜90分程度の昼寝をすると注意力、判断力、運動能力が高まり、五感が冴え、ストレスも軽減し、記憶力が増すと報告されている。

 したがって、最近は極力12時前に就寝し(晩酌をダラダラしなくても済む)、朝の6時ごろ自然に目が覚め、お昼にシエスタとする生活リズムになりつつある。

 歳を取るとは、結局、こういうことなのかのぅ。





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Last updated  August 30, 2024 03:40:09 PM
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