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人吉・球磨を本拠地にしたアマチュア影絵劇団「まつぼっくり」の公演を観に行ってきました。
ストーリーを知らない方のために<あらすじ> 心優しい赤鬼は人間と友達になりたいけど「鬼だから」という理由で人間は誰も相手にしてくれません。 そこで友達の青鬼が提案します。 「僕が村で暴れてそれを君が退治する。村人は君に感謝して友達になってくれるだろう」 作戦を決行したら、青鬼の予想通り、赤鬼は村人の人気者になりました。 そして青鬼は、手紙を残して旅に出てしまいます。 「僕と君が仲良くしていたら、村人はまた君から離れていってしまうだろう。僕は遠くに行きます」 手紙を読んだ赤鬼が号泣するところで物語は終わってしまいます。 子どもの頃は、赤鬼・青鬼の優しさや友情に感動したんですが、今日は「このあとどうなるんだろう」と考えてしまいました。 人間とは友達になれたけど、大事な友達を失った失望感の方が大きいんじゃないか?きっと赤鬼は人間たちに本当のことを話して、青鬼を探す旅に出るんじゃないか?もし再会できたら、青鬼はどう思うだろう?赤鬼の友情を喜ぶのか、「俺のせっかくの作戦が台無しじゃないか」と思うのか...。 連れは「この話は、人間と鬼は結局住む世界が違う、と言ってる気がする」と感想を述べました。私もそういうものを感じつつ、「でも...」の部分を探したいと思いました。 現実でもそうです。「しょうがないよ」と感じることはたくさんあります。だからといってあきらめるばかりではなく「でも...」と試行錯誤することってすごく大事なことだと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月27日 21時46分26秒
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