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今朝、薬がなくなったので、
4号を連れて病院に行ってきました。

風邪やインフルエンザがはやり始めたか、
10時前に行ったのに病院は既に一杯。
隔離室(水疱瘡ですからね)も満室だったので
順番が来るまで車の中で過ごしておりました。

で、登園許可なんですが
太ももの裏側の発疹があだとなって
今回は残念ながら許可は下りませんでした。
でも、今日1日の間に
枯れてしまうかもしれないからということで、
明日の朝イチでまた見せに行くことになりました。
それで許可が下りたら、
そのまま保育園に連れて行く予定です。
何とか明日、最悪でも明後日には復帰できそうで一安心です。

で、話題は変わりますが…

現在職場が耐震改修中で、
その都合上10月にフロアを移転しました。
改修と同時にオール電化や
その他諸々の工事も進んでいきまして、
階段やトイレや給湯室など、
いろんなところがセンサー式になって
壁から電気のスイッチがなくなってしまっています。

便利と言えば便利なんですが、
その一方で複雑な気持ちもあるのも事実です。

まあ廊下や階段やトイレなどは出入りの業者さんや
事務関係の人も通るわけで、
それをいちいちこちらでチェックして
点けたり消したりするわけには行かないし、
人がいなくなったらすぐ
電気が消えるシステムになっているらしいので
ありがたいといえましょう。

でも、基本的に内部の人しか使わない
給湯室やロッカー室まで
センサー式にする必要ってあったのかなあと
私としては思うのでした。

勝手に付いて勝手に消えるってのは
確かに楽なんですけど、
その楽さに流されて
確認をすることとか
ちょっとした注意をすることとか
そんなことを忘れてしまいそうなんですよね。
かといって、私一人が
今からセンサーはずしてくれ、って言っても
「何故?」と言われそうなので黙ってますが…

センサーもそうですが、
本当に色々便利なものが
どんどんつくられてますよね。
ちと過剰なんじゃないか、と思うくらい…

子育て関連も同じです。

たとえば、
最近は子どもの手をはさまないように、とか
怪我をしないように、とか
子どもを守るためのシステムを
あれやこれやとどんどん作り出してますが、
あれって本当に要るのかな?

蓋がいきなり閉まらないように
ゆっくり蓋が閉まるようになった引き出しや、
いたるところにカバーがついた包丁、
紙は切れるけど指は切れないはさみ、
そのほかにも色々色々…。

そんなのを見るたびに、
親としては確かに安心だし、
注意しなくてすむ分楽なんだけど、
ホントにそれでいいのか、と自問自答してしまいます。

それって本当に子どものためになってるのでしょうか?
親が楽をするためだけではないのかな?

子どもが怪我をしないように、
先回りして守ってしまうよりも
ホントはちょっとした怪我をどんどんさせて
本人がそんな怪我をしないようにはどうしたらいいか、と
考えさせたりするのがほんとうではないのか、
と思ってしまうのです。
2歳の子どもだって何か危ない目にあったら
次は同じ目に合わないように考えるもので、
そういう子どもの力を
もっと信用していいのではないかと思ったりします。

でも、それを見守っているのってなかなか難しいし、
外野は「怪我させたらいかん」とかうるさいし、
つい子どもを守ろうとする意識って働くし、
そういういろんな葛藤とまともに向き合うと
本当に神経がまいってしまいかねないから
そういう安心なグッズがはやる、というのも
親としては分かるわけで、
その辺が複雑な気分になってしまうわけなんですよね…。

でも、そういうグッズに囲まれていると
自分の身を守る、とかちょっとした注意をする、とか
そういう感覚を忘れてしまって、
人間が退化していくような気がしている今日この頃です。
皆さんはどう思いますか?





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Last updated  2008年01月15日 16時25分50秒
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