のりきちのへや

相変わらず本調子でない４号、
耳鼻科＆小児科通院を毎日続けておりますが
金曜日に保育園で蕁麻疹なのか体中が腫れあがりまして
あわてて小児科に駆け込むことに。

（ついでに１号も咳き込みが激しくなって
　２日連続で保健室で休んでいたとかで
　（なぜか学校で咳がひどくなります。アレルギー？）
　仕事場に小学校から呼び出しがかかりまして結局早退することに。
　あいにくオットが車を使っていたため
　雨の中タクシーで小学校と保育園と病院2軒を回る羽目に…
　大出費だわ疲れるわ…）

その日はとりあえず塗り薬をいただいて帰り、
翌日はさらに発疹が拡大したため見せに行きましたら
「伝染性紅斑じゃないかな？」とのこと。
伝染性紅斑とはよく「りんご病」とも言われてますが
ウィルス性で最初風邪症状が出た後
体中に発疹が出る病気です。
グーグルで「伝染性紅斑」と入れると山のように出てきました。
でもほっぺたは赤くないので実は半信半疑…

そのあと３号が皮膚科に行く都合があったので
一緒に見せたら普通の蕁麻疹と言われましたけど…
（これも一種のセカンドオピニオン？）
どっちだろう？という感じですが、
どちらの病院でも風邪と中耳炎で抵抗力が落ちているせいで
（薬もたくさん、それに喘息状の症状もあったので
　ステロイドも少々飲んでたし）
よりきつく症状がでたんだろう、という話が出まして
とにかく風邪を早く治してね、と
皮膚科では言われました。

親と上３人がアレルギー体質ですからねえ。
４号も同じ体質を持っていても不思議はないわけで、
もしかしたらそういう症状がでやすいのかもしれません。
そんなわけで抗アレルギー薬と塗り薬が
さらに追加になっております。

でも、もし伝染性紅斑だったとしてもただの蕁麻疹だったとしても、
この時点では対処療法としての
必要最小限の薬しか出せなくて、
後は本人の治癒力に任せるしかないんですよね、
という話をされました。
皮膚科で言われた「まず風邪を治そうね」というのも
同じことでしょう。

先生のお話を聞いていて
丁度思い出したのがその前日のこと。
歯科通院中の３号、歯の治療で麻酔をかけたのですが、
本人唇の感覚がなくなってしまって
思い切り噛んだようで
かなり化膿してはれ上がってしまいました。
私はその程度ならとりあえず様子見を、と思っていましたが
オットがかなり心配していて、
それを安心させるために病院に連れて行ったものの
結局自然に治る、と言われて
消毒だけで終わったのでありました。
確かにその言葉どおり、その後腫れもどんどん引いてきて
かなり普通に戻ってきています。

なんだかんだ言っても、
日常よくかかる病気やけがを治すには、
本人の抵抗力とか
自然治癒力に任される部分がたくさんあって、
薬ってのはその補助でしかない。

病院でも多分そういう考えで
（少なくとも私の通っているところはそんな感じですね）
最小限だけ出しているのだろうと思いますが、
それがいつの間にかすっかり逆転してしまって
薬さえ飲んでおけば大丈夫、という考えが
定着しつつある気がします。

つまり、薬に頼ろうとしているのは
実は患者のほうなのかなあと
自分を顧みたり
オットや保育園の先生方の反応を見ていると
思ったりするわけです。

いつの間にそんなになってしまったのでしょうね。
私たち自身の経験値の浅さや不安がその中には
あるのかもしれませんけれど。

そんなことを思っていても
働いていると早々休んでもいられないので
確かに早め早めに薬に頼ってしまう傾向があるのは否めませんが、
まずは体を休めること、
自分自身の抵抗力を信用することを
大事にしないといけないよねえと
反省したのでありました。

何はともあれ、早く４号が元気になることを祈るだけです。