テーマ:主人の親との同居(137)
カテゴリ:認知症のこと
お義母さん79歳。
先々月、心療内科で「認知症」の診断を受けた。 うちのお義母さん、こういう感じで...って心配事を人に話すと、たいていの場合 「そりゃぁ、年を取ると、いろいろと物忘れくらいはあるよ~。」 と言われる。 それはわかる。そんなこと言ったら、46歳の自分だって、相当物忘れはある。 そりゃ、80年近く生きてたら、物忘れもするだろうと思う。 でも、なんていうか、忘れ方がそういうのとはちょっと違うんだよね、と思うのだ。 お義母さんが、麦茶を沸かす時、ガスがつけっぱなしになってたことが何度かあり... しかも、もったいないと思うのか、ガスの火をつけたまま、台所の電気を消してどこかに行っちゃうので、こりゃ危ないなと思っていたんだけれど... 最近は、どうやら「お茶を沸かす」こと自体を忘れたようだ。 お茶を沸かさなくなった。 朝食は私が準備するのだけれど、お義父さんが食べるフランスパンを切って、紅茶のコップを出して、というお義父さんの準備だけはお義母さんがしていたのに、ある日を堺に、突然、しなくなった。 「お義父さんの朝食の準備をしていた」こと自体を忘れたようだ。 「最近、すぐに記憶が抜け落ちるのよねぇ。」 と普段は言いながら、そうかと思ったら 「私は、物忘れもそんなにないしねぇ。」 と、真反対のことを平気で言うのも、おそらく普段「物忘れをしている」こと自体を忘れちゃうんだろうな、と思う。 お義母さんの忘れ方は、まるで、何かが抜け落ちるように忘れる。そんな感じ。 でも、こんなに忘れるのに、お義母さんは、今だかつて「ゴミの日」を間違えたことは1度もない。 それもまた不思議だと思う。 チュニックM/L/LLサイズ 一枚でレイヤード風の、軽やかチュニック。小紋プリントノースリーブチュニック レディース/トップス/綿/コットン/フレア/重ね着風 soulberryオリジナル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.18 09:09:22
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