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カテゴリ:つれづれ
なぜ、双葉で活動するとき、お天気が悪くなるのでしょう?
この日も夜から雪か雨という予報で非常に寒い一日でした。 私たちは8時起床、朝ごはんを食べ、一回練習し出来具合に大満足、そばで正座をして聞いていた夫からもOKが出たため、顔と、頭と、着物の準備に取り掛かりました。 私たちは、時と場合によりますが、基本的に着物で演奏しようと決めています。そのほうが、なんだかたいそうなことをしているように見える(笑)からです。聞いていただくためには見た目も重要ですから!! 顔をがんばって白くぬって、舞台用の濃い化粧をし、 髪の毛はアップ、私は前髪を上げて、相方お手製お花の髪飾りと真珠がついたティアラをつけます。(去年、相方が小さなティアラをつけて着物を着ていたのがすっごくかわいかったので、私も、かわいいティアラがあったら買おうと目を光らせていたのです) 着物は、今回の曲の雰囲気を考えて、春の新緑をイメージし二人でグリーン系でそろえてみました。 私は幸いにも母が着物をそろえてくれており、(すべて母の趣味の着物で私の趣味は一切入っていないのがミソですが)こういうとき不自由しないことは本当に幸せなことです。 私自身が自分で全てやらなければいけないとなったら、たぶん着物は一張羅でしょう。筝を買うお金はあっても、着物を買うお金はありません(笑) ああ、そういえば、勝浦のお母さんから反物を二本いただいているんだよな・・・早くし立てなくては。どのくらいかかるだろう。。。。(\__\;) さて、気を取り直して、綺麗綺麗した私たちは、むる君に乗り込みいざ東京へ。 もちろん、運転手兼執事は私の夫。むる君に私たちが乗るためにステップツールを下におく大事な役目を担っています。一段どこかにあがらないと、着物だとむる君に乗り込むのは大変なのです。ちびっ子双葉なので。 都内までのドライブは好調で、一時間ほどで到着しました。 途中来てくれる予定の仲間から励ましのメールも入り、いやでも気分が高まります。 受付を済ませ、名札をもらい、控え室へ。 荷物を運び込んで、とりあえず筝に柱を立て大体の調弦を取ってからお昼を買いに出かけました。 王子ホールは三越の真裏なので、やっぱり今日はデパ地下でお買い物です。 さすがに土曜日の午後、お天気はいまいちですが銀座は非常ににぎわっていました。そんな人ごみの中を着物姿で練り歩く双葉と、執事一名(笑)たぶん、変な光景でしょう。 いま、街中にはかなり着物の方がたくさんいらっしゃいますが、いわゆる今風の着方をしているので、正統派の着物を着て歩くとかなりの快感です。←目立ちたがり屋(笑) だから、やめられないのよね~と三越へ。 いざデパ地下に来てみるともういろんなものが売っていてあれもいいね、これもいいねと同じフロアを3周位した挙句、まい泉のとんかつサンド、天むす、手まり結び(お寿司?)とデザートに豆乳を使ったものをチョイス、控え室でみんなで一口ずつ食べました。 さて、あっという間にリハの時間です。 私たち、応募したときはフルバージョン13分の曲を、主催者側の意向で6分に縮めたため、リハ時間は30分、弾く位置を確認して立奏台を設置し、ピアノ椅子の高さを確認しました。このフェスティバル、いいなと思ったのは、マイクを使わないこと。こじんまりとしたホールで、響きもよく、筝の音色も良く響いて綺麗に聞こえました。 マイクを通すとどうしても機械的な音に聞こえてしまいがちです。それでも、同じ控え室の中で、サックスのグループやバイオリンのグループのものすごい音量を体験していたので、これは負けるかも!とできるだけ前に出て演奏することを提案しましたが、大丈夫だったようです。 2回通してみました。 舞台監督の方が、私たちの弾く曲の作曲者をご存知でついこの前一緒に仕事をしたんだよとおっしゃってました。 「本番、先生いらっしゃいます」と言ったら、リハに来てくれればいいのにねえと舞台監督。そのくらい親しいみたいです。 リハが終わってほっと一息、豆乳のデザートを食べながら、作曲の先生にメールで舞台監督の件を報告しました。 (ずうずうしい・・・でも、ちょっとメル友になりたいのでなにかと送っている私(笑)だって、きちんと返事を返してくれるんですもの!) そうしたら、やっぱり、返事が。 そうそう、知っているんだよ~今日がんばってね~と励ましのメール。うれしくって相方に見せ、二人で緊張度をまし、夫に見せたら苦笑い(笑) お忙しいようで、見終わったらすぐに失礼するという文章に、「実は、終わったらご挨拶をしたかったし、一緒に写真をとらせていただけたらと思っていたのですが・・・残念です」ともったいぶったメールを送ったところ、「じゃあ、終わったら少し待ってますので出てこられますか?」と返事。「い、行きますとも!」もちろん、お返事しました(笑) というわけで、本番が終わったら、お箏を控え室に置き、すぐにホールへGO!です。 あまり出演者はホールには行かないでねといわれていましたが・・・まいっか。 長くなったので、後半へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月03日 09時18分31秒
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