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カテゴリ:つれづれ
おそろしや!ステロイド!!
あんなに、荒れて荒れて、治らなくって困っていたのに、 病院でお薬をいただいて、飲み薬を一日一回、塗り薬をお風呂上りに、処方しているうちに、今日は木曜日、もうほとんどかゆみが無くなりました。 ああ、かゆくない生活って素敵・・・♪ 今日は、また、何もない日。って、仕事しろって話ですが。 今、我が家の一階のリビングでこの日記を書いています。 今までめったに使われなかった我が家のソファ、最近、無線でパソコンが使えるので、仕事部屋に張り付いていなくても良くなって、ソファに座りながら優雅に仕事をすることが多いです。 一階なら、エアコンもホットカーペットもあるので凍えることもありませんし。 二階の仕事部屋は、未だ仕切られることのない6畳二間続きの洋室の窓際なので、ハロゲンヒーターだけでは寒いのです。(我が家には一台しかエアコンがないのです・・なぜ?) パソコンからふと目を上げて和室を見ると、そこには新しい着物がかかっています。 実は先日、母が訪鎌した際、見つけた代物です。 最近、母は私に3つ着物を用意してくれました。 どれも、程よく上品なつけ下げで、これからの演奏生活に大活躍しそうなものばかり。しかも、知り合いの方からお安く分けていただいたそうです。 そう、今流行のリサイクル着物。 この場合は、市場を通ってないので、誰が前に着たかがわかるし、幸い、とても綺麗に着物を保存されている方だったので今回の出会いになったようです。 鎌倉には比較的多くのリサイクル着物やさんがあります。 以前は母と一緒に裏駅のリサイクル着物屋を物色したのですが、あまりいいものが見つからず、いくら安くても使えなきゃだめよと辛口コメント。 今回は小町通を歩いて、目に入るリサイクル着物屋を次々と物色してみましたが、こちらは、非常に状態の良いものが多く、母も、物色する目がきらりと光ります。 かえって、良すぎて高価なものが多く、出会ったときにいいものが安かったら、ばっと買っちゃわなきゃねとの母の持論に、でも私はその一万円が出ないと反論しつつ、見て回りました。 そろそろ帰ろうかと小町通から表通りへ出る途中、最後にもう一軒、また着物屋を発見、覗いてみると・・・ そこにあったのが、この着物です。 京都からきた着物屋さんが1週間その空間を借りて古着の着物や小物を売っていて、この日が最終日、すでに片付けに入っていました。 お店の方が品よく着物を着られたショートカットのかっこいいおばちゃまで、それも、お店に吸い込まれた要素だったかも。 その着物は一番奥で、堂々と手を広げて私を待っていました。薄い黄色地にダイダイの竹が斜めに生え、梅がちっています。 夫は一言「松は?」・・・(-_-;) あまりにも派手なので、母を呼んで、あれ、派手だけど綺麗だねえ、と言ったら、なんだか派手好きの母のお気にも召した様子。 あれは?とお店の人に尋ねたところ、京都のおなじみさんが注文で作った代物で、当時180万(!?)ほどかけて作った着物です。しかし、もう着ないと言うことで、今回持ってきたんです。今日は、最終日ですし、お安くしますよ。とのこと。 そのお客様はやはり踊りをやられているとかで、一回で着物が終わる世界の方のようです。 また、その方、背が小さいらしく、お店の方が私の小ささに、あなたならぴったりかも。普通の人じゃ小さいのでなかなか売れないんです、これ、と。 実際羽織ってみたら、すごく重い。比翼仕立てなので、普通の着物にプラス裏地が派手についているのです。踊り用ですよね。また、長襦袢付。 お店の人を通して、使っていた方も信用がありそうなのでよけいその着物に対して不信感はなし。 結果は即お買い上げ。 最初、同じ方の着物がもう一枚あるので、それもセットでいかが?と言われたのですが、もう一枚は私は絶対に着ないタイプのものだったので、いらないなあ・・・う~ん、一枚じゃあ安くしてくれないかな~と散々私が迷っていたら、母がおばちゃん根性をうまく出してくれて、一枚だけをもう少し値段を下げてもらってお買い上げとなりました。 思わず、物にほれて買ってしまいましたが・・・さて、これを着る機会はあるのでしょうか? これを来て、どこで何を弾こうか。 とりあえずは、新しく着物用に母からもらった茶箱にしまいましょう。日の目を見るときを夢見て。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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