てるてるわーるど

やはり勝浦に嫁に行った身としては（勝浦に実家があるというだけですが）はやり見ておかないとということで、行ってきました、「2005　かつうらビックひな祭り」

これはですねえ、ずばり、一回ぜひ行って見ていただきたい。すばらしく、きれいなお雛様達をたくさん見ることが出来ます。

どうやら、全国からいらなくなった雛人形を寄付してもらい、それをこの時期、勝浦の町全体に飾り付け、その数たるや、今や勝浦市の人口よりも多い！という統計まで出ているそうです。人口に反比例して増えていく雛人形！

開催してからもう、何年かたっているのですが、それにしてもお雛様の数が増えましたね。
おそらくポスターは初期のころのひな祭りの写真を使っていると思うのですが、遠見崎神社の６０段雛飾りなんて、当初は雌雛と雄雛のみで構成されていたのに、いまや、もう、一族郎党勢ぞろい！ちょっと何がなんだかわからなくなってます。その凄さと、青い空に映える赤い毛氈ということで感動できることは請け合いです。

普通のおうちの窓辺とか、ラーメン屋さん、おすし屋さんなどの外の商品ケースにもそれぞれのおうちの雛人形が飾られ、通る人も足を止めます。
一番すばらしく印象に残ったのが、仏具屋さんのお雛様。
昔、そうとうのお嬢様だったらしい店主のおば様が説明してくれたところによりますと、５０～８０年前のお雛様が飾ってあり、また、掛け軸に布で作ったお雛様が飾ってあるのなんて１００年はたっているという代物。（フラッシュ撮影厳禁です）
そして、一番すてきだったのが、当初、初節句のころはすべての親族から、箱に入ったお人形のセットが贈られたとのことでその数１２．３箱といったところでしょうか？桐の箱に入ったそのお人形、それぞれが昔話をモチーフにしてある素敵なお人形なのです。羽衣あり、鶴亀あり（ここいら辺は能とも関係がありそう）獅子舞兄弟あり、それは素敵な人形たちなのでした。
そんな風習があるなんて、凄く素敵。
あの人形セットは、今のドールハウスなんて目じゃないくらい、私的に萌えでした。一つずつ、すべて写真に撮りたかった・・・来年、ぜひ、リベンジを！

今、このHPの上でフィルム式に５枚の写真を流していますが２枚目以降がこのひな祭りの一部を移したものです。
お雛様、満開！
来週３月６日まで開催とのこと。
ちなみに、小さい町ですし、中心部近辺は車が入れないようになっていますし、朝市まで同時開催されていますので、できれば車で行かないほうが賢明かと思います。
しかし、電車で行くと、遠いんですよね～それが難点。
早めに行って、市民会館駐車場を確保し、ゆっくり歩いて回ってください。

今回、このひな祭りに行くにあたって、実家日帰りを強行した私達。
朝早いし、帰りも早めに出なくてはいけないのだけれど、お泊りの支度をしなくて良いので、とても気軽です。
お母さんは、昼からフルコースを用意していて、凄く大変だけれど、なんだか、うれしそうだったし。（と、しておこう）今後、もっと気軽に実家帰りができるかもとうれしくなりました。

今年の夏の勝浦のお祭りにもまた行こうかな。
（母曰く、一回見ればいいわよ！とは言うけれど、ま、お祭りだし、何回見てもね。（笑））