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2.3ヶ月に一回乗る飛行機で、ひそかに楽しみにしているのがJAL機内誌、スカイワードです。
何が好きって旅に関するエッセイがたくさんのっているから。 私は、エッセイが好き。 自分の中に特にこれと言った理論や意見や確固たる信念というものがあまりないので人の意見や感想、日々の日常と言ったものを読むのが好きなのです。 そのたびに、いろんな方向に流される私。 今は、山田詠美さんと、よしもとばななさんのエッセイに夢中ですが。 探してみると、いろんな人がエッセイ本を出しているんですよね。 今、次に読む本としてとってあるのが、向井千秋さんの旦那様、まきおちゃん(我が家の呼び名、知り合いでもないくせに非常になれなれしい、そのこころは・・・)の書いた妻は宇宙飛行士シリーズ。この夫がまた、うちの夫に勝るとも劣らないいい人ぶり、嫁依存振りで、ついつい親近感を持ってまきおちゃんなどと・・・ もとい、話がずれました。 さて、今回のスカイワード、実は、ものすごくいい言葉が載っていたので、自分が飛行機に載ったときに持って帰ろうと思ったのにすっかり忘れて、友達がこちらへ来るときにもらってきて!と頼みました。 それくらい、その言葉が印象に残ったものですから。 南アフリカに関する文章の中のネルソンマンデラの自著「自由への長い道」からの引用、 楽観的であるということは 常に顔を太陽へ向け 前に踏み出そうとする意思である すごく素敵な言葉だと思う。 この言葉を読んだら、「自分は楽観できだから~」なんてちゃらちゃらした人が言っていたら、殴ってやりたくなりますね。 実は、楽観的にあり続けるということはものすごく大変なことで、いやなこともいいこともあるけれど、それを常に前向きに物事を考え、前進しなければ獲得できないものなのです。悪いことは考えない、いい事だけ考えて・・・という単純な解釈だけでは物足りない、自分の意思で前に一歩踏み出さなければいけないのだから。 自分にあまり意思のない私ではありますが、一つだけ、身上にしていることがあります。それは、 「川の流れに身を任せ」です。 これも、すごく大変なことだと自分では思っているのです。 一見、自分では努力せずにすべて物事の進む方向に流されていく、なんの力もない人と解釈されがちですが、実は、川の流れに身を任せるってとっても大変なことだと思うのです。 もしかしたら、どこかに引っかかってしまうかもしれない、岩にぶつかるかもしれない、急な流れに巻き込まれて沈んでしまうかもしれない・・・でも、流され続けるためには常に川の流れる方向を見定め、危険物の位置を確認して、自分の意思で流されなくてはいけない・・・そう思うのです。 って、偉そうなことを言ってます。 わたしは、かなり毎日をケセラセラに生きていますが、それも、努力無しではケセラセラには生きられないと言うこと。 はい、結局、自分の生き方を正当化しているだけ。 いいんです、自分で納得しているんです。 でも、まだ満足できないから、人のエッセイからいろんなエッセンスをもらう毎日。 楽観的であるということは・・・これも私の座右の銘の一つに仲間入りです。 (座右の銘が三つ目って・・・(笑)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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