てるてるわーるど

最近、愛用しているMDが壊れましたので修理に出しました。

最初に、お客様相談センターに電話をしたら、とても丁寧で、もういいからというくらい「申し訳ございません」と繰り返し、本当だったら買ったお店へもって行って修理に出すのが一般ルートなのでしょうが、直接自社のテクニカルセンターへ送ってくれと、宅急便に取りに行かせますということでしたので、お願いすることにしました。
ただ、金曜日に、謡のお稽古でMDをどうしても使いたいので、「どのくらいかかりますか？」と聞いたら、「一週間ほどお預かりすると思います」とのこと。
きっかり一週間あったのでお願いすることにしました。

これが、先週の木曜日、宅急便が朝一番で取りに来て、どうやら金曜日にテクニカルセンターには着いていたようです。

そして、音沙汰も無く、次の週の水曜日になって、そういえば、全然連絡こないけど大丈夫かな～とこちらから電話をしてみることにしました。

今度は直接テクニカルセンターへ。
最初女性が出ましたが、簡単に私の住所と名前を聞いて直ぐに担当者につないでくれました。ここまでは、よしよし。

さて、出てきた男性、いかがでしょうかと聞いてみると、
担当者「え～、症状としては、録音待機状態になってしまうとのことですが・・・」
私「はい、本体と合体させた途端に録音待機状態が始まって、本体のボタンが一切操作できないのです・・・」
担当者「それはパソコンにつないだときですか？」
私「いえ、ふつうに充電しようと思って設置したときも同じです。」
（ここいらへんから、ふと疑問をおぼえる）
担当者「そうですか、いや、パソコンとつないだときに起こるのであれば、パソコンに問題があるのではないかと・・・」
私「それ以前に、本体のボタン操作が一切効かないのが問題だと思うのですが・・・」
担当者「それは、録音待機状態になったときですよね？」
私（そろそろ、怒りがふつふつとわいてくる）
「本体に設置したときに、そういう状況はそちらでは発生していないと言うことですか？」
担当者「はい、そのような現象が見られないのです」
私（ぷちっ←何かが切れる音、だったら、そっちから連絡して来いよ！）
「私がやると、本体に設置して、充電を始めて、終ったときにも、直ぐ録音待機状態になって朝まで待っていることがあるのです。」
担当者「あ、そんな長い時間試してませんでした」
私（ぶちっ）
「と言うことは、今の状態で、症状がわからないとおっしゃると言うことで、これから実験をするということは、まだ時間がかかると言うことでしょうか？」
担当者「そうですね・・これからやってみますので、しばらくはお預かりする形になると思います」
私「実は、金曜日に、使いたいのです。お預け期間が一週間くらいとお聞きしていたので、お預けしたのですが・・・」
担当者「そうですね・・・明日私はお休みなので、金曜日に到着となると今日中ですよね・・・う～ん」
私（ぶちぶちぶちっあなたが休みということは、ユーザーには関係な～い！！）
「だめでしょうか？」
担当者「う～ん、なんぶん私が明日休みなもので、なんとも・・・」
私（まだ言うか～～！！）
「では、出来たら連絡ください（怒）」
担当者（なんとなく私の怒りが伝わったらしい）
「では、今日中に、どうしようも出来なかったら、またこちらからお電話差し上げます。もし、電話がなかったら、修理が済んで、金曜日の午前中着で送ると言うことでご了解ください）
私「わかりました。よろしくお願いします。」

以上。
結果から言いますと、電話はなく、今日、めでたく午前中に受け取りました。

・・・ってことは、一日で修理すんだってことですよね？
金・月・火・水の4日間、何をやっていたのかな？
沢山、修理が来ていて後回し？
それにしても、預けて4日もたって、何の連絡もなくて、こっちから連絡してやっと修理してくれるって・・・ここは本当に日本？
そもそも、私が怒ったポイントは「私は明日休みですから」ということ。
休むのは当然の権利だし、いいと思うのだけれど、それで仕事が滞るのだったら誰かに引継ぎするなりして欲しい。
急に入る仕事だってあるだろうに、こんなユーザーの仕事だけでなく、大手企業からの依頼とかも入るだろうに、そういう時もこの人は、休むから出来ませんとか言うのでしょうか？
そう、休むから・・・というのはユーザーに対して言う言葉ではないと思うのです。自分が出来ないのであれば、明日はちょっと別の仕事が・・・とかうそも方便、つけばいいではないですか？ユーザーにはそんなことわかりっこないのですからね。
結果として、誠意を持って（？）その日中に何とかしてくれて、戻ってきたMDは前のとおりきちんと使えるようになってましたので、これ以上文句は言いたくありませんが、久しぶりに、一般企業の一般取引先に対する接し方について考えてしまいました。

難しいですよね。自分と違う人を相手するのは。
数年前、再就職先を探しにハローワークに行っていたときに、比較的直ぐにパソコンのサポートセンターで働く口がやってきたのですが、正直、お断りしてよかったです。私には出来ない・・・たぶん毎日泣いてるかも。
こんな気の強い人たちが、毎日電話してくるなんて耐えられない・・・あ、私か。