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カテゴリ:つれづれ
朝、7時30分起床。
ありあわせのおかずと、ご飯お味噌汁で朝食。 私の相方が泊まりに来ていたので、きちんと栄養のあるものを・・・と思いつつ、我が家の普段の食事。 8時半、最後の練習 狭い家の中に、箏を1面、17弦を一面出して、瀬音の練習。 ちょうどV字に並んだその間に、夫が正座をして座り、聞いてくれました。 なかなか良い出来で、これは幸先が良い。夫も凄く良く弾けてると言ってくれて大喜びの私でした。 10時半 出発 持ち物をそろえ、最低限の顔と髪の毛を作ります。髪の毛はもちろんアップに。私は舞台ではアップして、前髪も上げたほうがいいと思っています。前髪をたらしている人もいますが、ライトが当たると、顔が暗くなるのです。影で。美しい顔が台無し!やっぱり、出さないと! 自分の十七弦、私が人に貸す箏1面、相方の箏1面、近くの友人の箏2面、計5面載せて(さすが、ムル!いい仕事してます)いざ出発。 途中、お昼ご飯を買いに、ハイランドの西友へ。お寿司の詰め合わせやら、ゼリーやら、飲み物やらを買い込んで、車の中でパクパク食べました。 集合が13時で、それまでに、お昼を食べなくてはと思っていたので、車の中で食べる食べる(笑)デザートのゼリーまでしっかりいただき、万全の体調でホールへ。 道も比較的すいており、スムーズに会場につくことができました。 13時 ホール集合 ホールから楽屋へ荷物を運び、楽器はそのまま舞台へ。 まずはプログラムの一番最後からリハが始まります。 最後の曲は全員曲なので、とりあえずみんな舞台へ。 北関東方面からの道が凄く混んでいたらしく、約半数の人や楽器が遅れ、約30分押しでリハスタート。 私は十七弦、練習のときは、二筝だったのだけれど、いろいろ合って十七弦に異動して実は初練習(笑) 3番目だったので、前の人の呼吸に合わせて弾くことに専念しました。 あとは、順番にリハーサル。 私たちの出番は一番最後、プログラムの一番最初なので。 なので、待ち時間の間、着替えることに。 青緑の振袖を着ました。 私の母に着付けに来てもらって大助かり。 しかも、私ったら足袋を忘れて(ありえない・・・(〃´o`)=3 ) 私たちを送った後、勝浦から来てくれたお義母さんの相手をしに表参道に行った夫を捕まえ、足袋を買ってきてくれるように指示。 それまで、はだしで着物を着ました・・・・ああ、恥ずかしい。 帯忘れなくて良かった・・・以前、帯を忘れたことがあったので。でも、そのときは、着物を着ていたのが自分の実家だったので、母から借りてセーフ。それにしても私って・・・(-_-;) いざ、リハーサル。 もう、このころになると、時間の感覚がまるでない・・・ 開場15分前まで弾いてました。時間押しすぎ。いや、全体的に。 ホールの響きが良すぎるのか、悪すぎるのか、いやな音が帰ってくるためかなり戸惑いました。舞台上の反響はいいのですが、奥までどう響いているのか。相方は爪を変えたりして研究していましたが、素のままで行くことに。 18時開場 私たちは一番手なので舞台袖で最後の調弦チェック。 客席を写したテレビから、私の知り合いが来てくれていることがわかってうれしい限り。 一方、相方は自分の先生を見つけてしまい、かなり緊張感が高まってしまった模様。それにしても、わざわざ飛行機を使ってご自分の愛弟子の演奏会に足を運んでくださる先生って素敵だし、愛されてるなと思わずにはいられません。 大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせて、あっという間に本番へ。 18時半 開演 幕がないので、暗転の中、舞台へ。 山台に毛氈がひいてあり、後ろは金屏風。 ぞうりを脱いで山台に上がり、正座をして袖を整えます。振袖を着ているので、袖が長いし、綺麗に広げて、手の位置と袖の位置を確認します。 準備が整ったら、手をひざに、姿勢を正して、準備OKのポーズ。 するとライトが照らされます。 お辞儀をして拍手をいただき、弾く準備。 瀬音という曲は17弦から始まる曲。いうなれば、私の一音から会が始まります。そんなことを、優越感に浸りながら、でも責任重大と神経を集中させて。。。なんていろいろ考えていたのがいけなかったのですね。 出てきた音は、かなりしょぼくれてました・・・ああ、やってしまった。 その後何とか乗り切って、あとは、箏に任せるのみ。 舞台では、相手の音が良く聞こえたので、あとは安心して川の流れ役に徹しました。 激しい流れ、ゆったりした流れ、底をたゆたう私は水・・・とか思いながら。 気がついたら終了。 ふう~、本番は短い。そして、練習の成果を120%出しきれる演奏をするのは非常に難しい。でもとにかく弾き終えました。 袖に引っ込んでからは、まず楽屋へ戻り、着物を脱いで洋服へ。 最後の大合奏、衣装は黒黒です。(黒いブラウス、黒いスカート) 着替えて、着物をたたみ、改めて調弦をしに楽器のところへ行き・・・ まったく時間の感覚がなくって、時計を見た記憶もなし、時折、テレビに映る舞台の様子をじっと見て、うまく行ってる感じがするし、なんだか演奏会然としていい感じと思いながら、次にすることは・・・と大忙し。 なぜか目が会った人に会計を頼んじゃったり、人の楽器を場所が違うからと移動させたり、忙しかった・・・ 本当にあっという間に全体曲になってしまったのです。 大河の響き・・・会の裏テーマが水だったので、やはり水物。しかも作曲家の先生が自ら三弦琵琶の部分を書き足してくださり、最後のたしものとして申し分のない作品となりました。 途中、みんなのってしまって、早いよ~どうすんだよ~と思いましたが、ずれないのはさすが(笑) 無事全曲終了したのでした。 終演後はちょっとの間ロビーに出て、来てくださった方へご挨拶。 私の友人達が皆さん来てくれていて、実はお客様が少なかっただけに、その一割は私の友人だった!と妙にうれしくなりました。 次から次へと人が出てくるのでろくに挨拶も出来ずに残念でしたが、皆さん一様によかったよと声をかけてくれたので、それだけでもう大満足。 着替えて、帰りの荷物をまとめて、楽器をしまって・・・ 21時半完全撤収。 白寿ホールを後にしたのでした。 家に着いたら11時、それからお弁当を食べ(食べてなかった!)、いろいろと反省点やら、気がついたことやら相方とくっちゃべり、寝たのは・・・何時? こうして、無事、四ツ葉の会1stコンサートは幕を閉じたのでした。 お疲れ様でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月20日 12時29分19秒
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