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カテゴリ:つれづれ
ほかのジャンルはどうかわかりませんが、秋は箏の演奏会シーズンです。
特に、春と秋は大きな演奏会が多く、またその合間を縫って、夏と冬に演奏会を入れたりするので、まあお忙しい方は一年中お忙しいのでしょうが・・・ 比較的演奏会の数の少ない私も、秋は、何件か舞台に立ちます。 今年の私の出る演奏会は11月に集中しており、地元の三曲会が10月頭に演奏会をしてくれたので分散してちょっと楽です。 この日は、知り合いの演奏会を聞きに行きました。 本当は同じ日、渋谷NHKホールでNHK邦楽技能者育成会50周年記念の演奏会が大々的に行われ、その世界のすばらしい先生方や日本音楽集団の方たちの演奏が聞けるチャンスもあったのですが、私はあえて、近くの知り合いの演奏会へ。 私自身が、ひそかに、その方のファンで、非常にきれいな音を出すし、音量も申し分なく(マイクなしの会でした)、曲を自分のものとしてお弾きになる姿に、相変わらず感動してしまいました。 しかも、この会、何気にメンバーが豪華で、プロで演奏していらっしゃる方もメンバーですし、ゲストの尺八が、以前我が家にご飯を食べにきた事のある芸大4年生のすごくかわいらしい男性で、さらに面白く舞台を聞くことができました。(この方もとてもきれいな音で吹かれます) そこの地域に住んでいる方を中心に組まれているグループで、お仲間も募集していたのですが、一応カッコして「各社中師範以上、もしくは、NHK育成会を卒業、または同等のレベルの方」と銘打ってあったので、あ、だから、これだけのレベルの舞台ができるのねと思いました。 正直なところ、各社中により、師範のレベルはすごく差があると思いますし、育成会を出たところですごくうまくなっているわけではないと思うので(ああ、自分のことかな・・・)同じ力量のメンバーが集まるのはとても難しいことだと思います。 それでも、同じ舞台でいろんな曲に挑戦して、勉強しながら楽しめるグループはいいですね。 ちょっと惹かれたりしましたが、いやいや、自分はまだ今の立場で満足に演奏できないのだから・・・と心の中にしまうことにしました。 急に寒くなって、ちょっと手がかじかみ気味ですが・・・今日も張り切ってお稽古しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月18日 11時43分37秒
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