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カテゴリ:ケーキは文化です
無類のお菓子好きとして、自他ともに認められている私ですが、実は普通の食べ物以上に好き嫌いが激しいことは、一部の方はものすごくよく知っている事実です。
・ゼラチン関係(ゼリーや、ムース)が好きではない ・干しブドウが好きではない(でも、プルーン、杏は可) ・オレンジピールをはじめ、赤とか緑とかのフルーツ系の固いものが入っているものは好きではない ・アップルパイも、中のアップルは好きではない(でも、アップルの味のしみたパイが好き) ・チーズケーキで、レモンの味が勝っているものは好きではない ・お酒の味が勝っているものは好きではない ・メレンゲはあまり得意ではない ということで、実は、わーい、ケーキだ~と叫びつつも、食べられる物が(食べたい物が)ものすごく限られているので、いつも同じケーキ屋さんで、同じ種類を延々と食べるひとなわけです。 夫がいなければ、新しいケーキにも挑戦できません。失敗するのがいやなので。 夫とケーキを買いに行く時は、必ず定番のものと、挑戦用のケーキを買います。 挑戦用のケーキが失敗したときは、夫にそれを食べてもらい、自分は定番用のケーキを確保するといった具合。 また、私には、お抱えのパティシエがいますが(勝手に私が任命、本人はどう思っているか・・・(笑))彼女の作るケーキ類、お菓子類、パン類はおいしい。 それがレモン味だろうが、干しブドウが入っていようが(さすがに抜くけど)おいしい。 それはやっぱり作る人の顔が見えて、その人の心意気が分かるものだからかな。 「ケーキ持ってきたよ~、あ、でも、好きじゃないかなあ、レモンが結構入っているよ」 必ず材料の説明があり、 「あ、でも、あなたのは食べられるから大丈夫~ありがとう♪」 で、用心しつつも一口食べれば、そのあとはもう、やめられない止まらないっ おいしい、おいしい、ああ、幸せ・・・(←最近好きなセリフ) で、何が言いたかったかというと、そんな好き嫌いの激しい私、当然、マカロンに手を出したことがなかったんです。だって、メレンゲだし! でも、最近、お気に入りの雪の下でも、デパ地下のおいしそうなケーキ屋さんでも、マカロンってすごく見かけるようになりました。フランスのお菓子文化がだいぶ浸透してきている感じ? でも、メレンゲだし・・・色がカラフルですごくかわいい!でも、メレンゲだし! と手出しができない状態だったのですが・・・ なんと、大胆不敵にも、タルトフリュイの上に、マカロンを乗せるという前代未聞の大仕事をやってのけてしまった、「雪の下」。 タルトフリュイは大好きですが、上にマカロン…でも、これは、マカロンが失敗したとしてもその下のタルトは楽しめる!ということで、購入してみたのです。 そうしたら!なんと! マカロン、おいしい・・・♪ 期待を裏切るしっとり感で、中のクリームも美味。 マカロンって、こんな感じ?もう少し、堅めのサクサクポロポロ食べるような、で、お砂糖の味しかしないようなそんなイメージだったのです。 でも、このマカロンはおいしい・・ というわけで、第二段、ピスタチオとキャラメルのマカロンを買って食べてみました。 キャラメルのほうは少々お酒が強いので味は苦手ですが、ピスタチオ、いけるっ! 「・・・今度、マカロン全種類買う!」 と宣言した私に、 「・・・あ、そう」 と、何かをあきらめたような容認のため息をつく夫だったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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