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カテゴリ:つれづれ
な、なんて高尚なテーマなんだ…私としたことが。
知り合いがオーケストラでコントラバスを弾いていまして、その方のご招待で聞きに行ってまいりました。 ラヴェルオンリープログラムでとても聞きやすく、女性の指揮者を迎えて団員の雰囲気もとても良くて、聞く側としてもクラシックをにこにこしながら聞く良い機会だったのではないかと思います。 クラシックは何分素人ですが、ボレロとか、亡き王女のための~とか耳馴染みのある曲が演奏されたので入り込みやすかったですね。 一人の作曲家の特集ということは、かなりその人間の色というか曲調の好みも分かれるし偏りがちだとは思いますが、そこはさすがに作曲家たるもの、飽きさせない曲、そして、飽きさせない演奏、勉強しなければならないところです。 私が一番注目したのは、打楽器隊でした。 邦楽でも、最近、歌舞伎、長唄、能を見に行くとついつい後ろに控える鼓、太鼓、笛部隊、もしくは浄瑠璃部隊に注目してしまいます。 音楽って、その場の雰囲気を作る最高の演出なんですよね~目立たない後ろで、素晴らしい活躍をする役割の方々をかなり尊敬しています。 オーケストラでも打楽器隊は大活躍。特に、タンバリンを扱う人の手のしなり具合と、 ボレロの小太鼓を叩く人に魅入ってしまいました。 しかも、ボレロの小太鼓、どこに配置されているか全然わからなくて、ウォーリーを探せ状態だった・・・そこにいたんですね。 会場は満席で、私たちは30分前に入ったのに3階席。 上から見下ろすオーケストラでしたが、迫力はそのまま、ふとしたパートの音もきれいに届いて、よい会場での良い雰囲気、よい演奏をたっぷり楽しんだ日曜日の午後でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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