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カテゴリ:箏のこと
小さいころから、運動が大嫌いな子でした。
小中学生のころ、とってもお勉強のできた私は、主要科目はすべて5か4(5段階だった場合)。 美術、家庭科は4(母のおかげ(笑))。 そして・・・体育は3でした(2だったことも) 瞬発力と柔軟性を要するものでしたら、あまり苦にならないのですが、 持久力は、本当になし。てんでダメ。 というわけで、マラソン大嫌いだったわけです。あ、水泳も(笑) 冬のマラソンの時期の憂鬱なこと憂鬱なこと。 で、何がいやって、これから3kmとか5kmとか走る前に、まず、運動場を2周くらい準備運動として走らされるじゃないですか? 体操のほかに。 これ、こんな運動場2周したら、そこで、疲れますよね? そのあとの、本番の走りなんて、余計にグダグダですよね??? 最初から、走らせてくれたほうが、まだまし!心からそう思っていました。 というわけで、マラソン大会では、毎年、毎年、最後のほうでゴールしてました。 (;´д`)トホホ しかし、今になって、本当に今になって、思うこと。 ああ、準備運動って、大事なんだな…校庭を2周するのはとても必要なことだったんだな… 箏で、あるソロ曲に夏の初めから挑戦しています。 9月と11月の本番でその曲を弾こうと思っています。(9月は何とか無事に終了) この曲がですね…一発目、まったく弾けないの。 腕に乳酸がたまって、全然動かなくなってしまうくらい、コチンコチンに固まってしまい、 一向に前に進まない曲になってしまいます。 それでも、腕が痛くてもなんでも、もう、それこそ1回を30分くらいかけて、最初から最後まで弾き終えて、じゃあ、もう一回!と最初から弾くと・・・腕が軽いんだな、これが。 本当に不思議。 本番は一発目なんだから、本当はそこでジャ~ンと弾けなくてはいけないのだろうけれど、 本当に、一回目はだめで、まったくの準備運動になり、 2回目はそこそこ一通り流せるようになるのです。 ああ、あのマラソン大会の事前走りは、実は無駄ではないのかも!?なんて今になって悟らずにはいられなくなってしまいました。 準備運動はとっても必要なことだと。助走とか、精神集中とか・・・ピアノでいうハノン? あんな退屈な・・・と思っていたけれど、それこそがそのあとの演奏に重要だなと。 この曲を弾くたびに、そう思っていて、今日弾いてもやっぱりそうだったなあと思い、そうだ忘れずに、書かなくちゃ!と・・・現実逃避(笑) あ、ちなみに、小中学校のころ優等生だった私は、高校で落ちこぼれ、親の期待を裏切りまくり、高校・短大時代を潜伏期間として暗く過ごした後、再び社会人デビューした次第です。 結局、人生・・・強含み!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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