FとGの違い
某デパートのブランドショップにて、もともと海外で買ってきたバッグのお直しをしてもらう機会が何回かありました。Gのほうは、この2年くらい、カバンの中の皮の張り替えなどしていただき、奇麗に直ってきて、しかも、1万円以下でできますので、お気に入りのブランドバッグだけにまたきれいに使えるわ~とうれしくなります。で、今回、初めてFというブランドショップにかばんを持って行きました。同じデパートのブランドショップです。なにぶん古い(かれこれ16年ほど前に香港で買ったバッグ)でして、今のブティックでは当然見かけない古いタイプのバッグですが、大きくてしっかりしていて、重いものを入れても持ちやすく、とっても重宝していたのです。利用しすぎて、肩に掛けるハンドルの部分が破れて無残な事になってしまい、ここ数年間戸棚の中で眠っていたのですが、直してもらおうと急に思い立ちまして、ブランドショップへ。ハンドルの交換と、中の皮の張り替えをお願いしますということで、見積もりを取ってもらうことになりました。当然、中の皮は1万円くらいで済んで、問題はハンドルですよ。同じ皮がないので、他の、色が同じ皮を使ってもらって、裏の布も似たような布を充ててもらって、こちらはさて、いくらになることやら…と私の中での勝手な見積もりは、ものの見事に覆されました。中の皮の張り替えは、国産の布に張り替えて、23,000円、ハンドルは、同じ色の皮と、布で作り変えて、18,000円、え?布ですか?中は皮でなくて布に張り替えですか?それで23,000円ですか?皮ではなくて?↑しつこい(笑)ハンドルはむしろ安いくらいで、よいとしても、中の皮は(いや、布だし)高すぎる!それともGが安すぎるの?結果、お断りして、これをもってFのバッグは葬ることにしました。だって、40,000円も出したら、私がFがダメになった後愛用して、そのあと、今も夫が使っている土屋鞄店の立派なバッグが買えますもの。【大人の大容量!】セッション・ビッグトート↑これは本当に使いやすいですよ。安いし。こき使いすぎてくったりしても、まだまだ現役です。そもそも、Gのほうは、お直し伝票がGグループ専用のもの。Fはデパートのお直し伝票でした。もしかして、Fも直営店というか、きちんと路面店のようなところに持っていったらまた話は違うのかしら?こういうことは考えると、今後、海外でブランドバッグを買ってきても、Fはお直しがきかないとなると、Gのほうがいいな・・・ということになりますよね!?ブランド力が違うのか、そこのデパートへの出店の形態が違うのか・・・じゃあ、私がいま大のお気に入りのBは?どうだろう?なんてことを考えつつ、入社して2年目で友人といった香港で、思いっきり散在した結果のFバッグ、涙をのんでお別れします。こうやって、若かりし日の思い出が一つずつ消えていくのね…くすん・・・結局捨てられなくて、また戸棚に眠りそうです。