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先週「十三人の刺客」を観ました。
最近の「侍」ブームで、武士や殺陣のある時代劇はやっています。 次回作のCMで、「武士の家計簿」というのもありました。 ・・・武士ってつけば何でもありかい?(笑) 十三の刺客は、松方弘樹氏、山田孝之の殺陣が良かったです。 平幹二朗さんもステキでした。主役級の役者さんたちの台詞回しが聞き取りにくい「話し方」 がゆえ、平さんの台詞回しが一番聞き取りやすかったです。 そういう部分、とても気になりました。 特に市村さんや松本幸四郎さんは、何言ってるか判らない。 舞台人なのに何故だろう?不思議です。テロップがほしいと思いました。 そういえば、テレビでもよく使われているので、テロップに慣れすぎていました。 すべての面をひっくるめて、松方弘樹さんが秀逸でした。 流石は往年のシネマスターです。 今日は、「桜田門外の変」を観ました。 ちょっとテレビで人気になったと言え、あの子役の泣くシーンは、もう目も当てられない。 家族のシーン不要じゃないかと思うような描写でしたし。 ストーリー展開は、歴史に疎い私には回顧シーンをつかっててメンドクサく時折寝てしまった 寝てしまったから、死んだあの人がまた出てきたりの繰り返しに意味不明だったりしました。 それでもね、徳川斉昭役の北大路欣也の重厚感、主役の大沢たかお、緒方拳の長男緒方幹太、他の役者の面々、温水洋一さんは、その独特のキャラを生かした役で、とても良かったです。 なぜかと考えると、すべての台詞が聞き取りやすかったのです。 試写会を見た友達が、「史実に基づいた内容」だったという感想だったので、あまり期待せずに足を運んだのですが、作者吉村昭氏の作品らしく、私には素晴らしいものと感じられました。(最初のほうは寝たけどね) エンドロールの時の歌が、不思議と心揺さぶられて、不思議だな~と思っていたら、 作詞 伊勢正三とありました。 「なごり雪」の歌詞を書いたショーヤンです。 「22才の別れ」を歌っていた。 そりゃあ 響くわ~と思うと同時に 涙こぼれました。 十三人の刺客では、最後に殿様に台詞として 伝えたかったことを言わせるんだけど、そこがおこちゃま。 「桜田門外の変」では、そんな台詞もないけれど、日本人が日本を守ろうとして起こした行動が稚拙なんだけど、重く訴えてきました。 誰もが愛おしく感じてしまいました。 日本を心から大切に思っていた日本人がいたこと それがあまりにも切なく、愛おしい そして今は? ってことなのかなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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