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やなぎにかぜ

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September 9, 2011
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カテゴリ:仏の心
ある事で、ミミさんを庇った。

辞めてもらいたいほど、彼女の勝手な言動や行動に怒っていた私なのに、そういう感情はその時にすっかりなくなって、専務の問いかけに彼女を庇った。

注意しておいたので、勘弁してやってくださいと頭を下げた。

幹部からこういう具合に彼女の仕事ぶり等を聞かれたら、これまでの事を全部報告しようと思っていたのに、この私の行動はなんだろうと自分に問う。

これが 慈悲というものなんだろうか。

上から目線の「憐れみ」の気持ちではなく、何の迷いも考えも無く、咄嗟の判断の行動。


それまでは、私自身が彼女のその勝手な行動に怒っていて、敢えてそれを誰かに言うでもなく、彼女をたしなめたわけでもなかった。絶対に怒られるだろうと思っていたし、それが彼女のマイナス点になれば良いとさえ思っていたから、本当なら、「そうなんですよ!勝手なことばかり彼女するんです」って言うくらいの怒りをずっともっていたはずなのに。


そして、これがきっかけに 庇った分しっかりと彼女の至らないところを指摘しておいた。

それによって自分の気持ちがスッキリした。





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最終更新日  September 9, 2011 10:23:19 PM
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