やなぎにかぜ

長女は、仕事柄毎日のように脳梗塞で運ばれてくる私と同年の救急患者さんとその母親を心配して駆けつけてくる中学生や高校生の子供さんたちを見ていると、私のことが心配になり

「病院いってね。」とメールをしてきます。

「これから一緒に旅行したりしたいから、健康でいてね」と。
先々週、ちょっと凹んだりして精神的に不安定だったから、このメールは心に沁みました。


二女も昨日

「私は、必ず『偉人』になるから、母は、長生きしてそれを見守ってね」といいました。


やたら、二人で「長生きしてね」を連呼してきます。

そう言われるうちが「花」です（笑）


今日ご近所の方が救急車で運ばれました。

何歳であろうと　一瞬先は闇です。

善い事をしたから、長生きできたり命拾いできるわけでもありません。

　向かいの意地悪爺さんのように人に迷惑をかけて生きてる人が、命拾いして、
人当たりがよく、周囲の人の為に生きてきた人が重い障害を抱えたりする不条理。

この「無常」「無情」が、この世の人生なんだとしみじみと感じるこのごろです。