根回し
とりえず会社は休めることになった。長女も休めそうとメールをくれた。今回夫が、快く快諾してくれたので、物事が進めやすい。快諾も自分が、愛犬を糖尿病にしておきながら、釣りやらゴルフやら泊まりで行くのだから、許さないなんていおうものなら・・・・・だ。ただネックなのが、父。妹の家は手狭だから、頼みにくいと思いつつも父と夫が二人きりで家にいることを想像しただけで、私は旅行どころではない。自分の親でもないのに、気が合わない父の面倒を頼むのは心苦しい。父は、なんとかできるやろうと言ってたけど、妹に父の事をメールで頼んでみたら、妹は快く快諾してくれた。父に告げると、嬉しそうに頷いていた。父を妹に頼んだことを言ったら、義弟に迷惑かけるだろうし家にいてもらって構わないのにと言ってくれた。その言葉だけで有難いと口にした。 馬が合わない人同士は、どんな時もタイミングをはずして不快感を与える。与えられる。故意ではないのに、相性が悪いとはそういうものなんだ。だから、良い関係を保つためには、この形が一番安心。難関がすべてクリアしたので、ホッとしてたら、二女が、犬が病院併設のペットホテルに預けられて、おじいちゃんは家にいられないなら自分(二女)が居ることにすると言い出した。「あんたがいてて、何の役に立つの?犬の注射が出来るの?おじいちゃんの食事の用意が出来るの?そんなこと言い出したら、じゃあ、お母さんが家にいるから娘達だけで行っておいでって事になるし、犬やお爺ちゃんが死ぬまでお母さんは仕事と家の事と家族のことだけで生きていけってことになるって気づかないの?」って つめたーく言い放ってやった。 自分の行く手を阻むものは、すべてコテンパンに否定してる私。折角決まったことを、こんな風に覆すネガティブな人は、たとえ娘でも、もうめんどくさい!行かないなら行かないで一人分の旅行費は浮くから、もうどうでもいいや!