ツブコの茶店

五月のある日、キラポンがすりすりと言うことには

「ね～小柳ゆきって、きょーみあるぅ？」

「あるよあるよなんでなんで？！」

「ライ」

「えっ、ライブ？！！いくいくー」

「よかったア　!♪ファンクラブに入ったんだけどさー、コヤナギ・ライブって

まわりの客もきっとパワーぎんぎんて思わない？ついていけないかも、

って迷っていたのね」

「へっ、ヨワイ奴」
　　　　　　　　　　　　
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ライブは一月先だというのに、即、ナニ着て行こうかと

ウキウキ、アレコレする両人であった。

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というわけで、昨日、

＜小柳ゆきライブ・ｉｎ東京アムラックスホール＞に行ってきた。

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ライブは
♪
　椅子ナシ～
　　　立ちっぱなし～
　　　　スキマなし～

だけど３５０人中１２０人以内の我々は、ステージ前２ｍという

ラッキーな場所をゲットできた。

コンサートホールだったら、＜Ｓ席最前列＞だ！

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ゆきちゃんは、思ったとおりの、

シャイで口下手で、

でもお茶目。

そしてあったかいヒトだった。

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観客は、男女７：３くらい。そのオトコ７の比率中、さらに

ぜったい五十代とみられるひとが半分はいた。

これは予想外だった。　　　　　　　　　　　　　　

ゆきちゃんのタンクトップとジーパンの間に見えるオナカが

とても美しい。

うっとりと手拍子しながらステージにココロ奪われてる、

この純真なおじさま方は

やっぱり、ゆきちゃんのボディが気になるのだろうか。

と、なぜかついついどっちも気にしちゃう、オジサン化ツブコであった。