ツブコの茶店

６：５０
起きる。
ネコを探す。
押入れハウスにいた。

１１：３０
動物病院にクスリをとりに行く。

駅の書店で文庫本を３冊。（小川洋子さん、竹中直人さん、米原万理さん）

先生と看護婦さんに往診のときの写真をあげた。

帰りのバス停はあいかわらず私ひとり。
ひろい道路の両側は、野原がつづいている。
バスを待ちながら、お握り一個＆お茶で昼食。こういうの大スキ。

１２：３０
おなじ沿線のＦ街の店に納品に行く。
Ｆ街は５年前まで住んでいた。そのころは、まだこの店はなく、
小型のスーパーだった。

帰りにファンシーショップのＨ店に行って、ココア色の大きなマグカップを買う。
親友ヨネリの、誕生日プレゼント用。
ヨネリは、ふだんはバイトをしながら、演劇女優の道を貫いている。

ローズウッドのオイルとハンカチと、キュートな雨靴を買った。これは自分用。

１３：３０
イタリアンのＳ店で、フォッカチオとモッツァレラチーズの昼食その２。
モッツァレラチーズって湯葉の感触がするネ。しんせきかも。

オイルを開けて、買ったハンカチに一滴おとす。
森のかおり。


向かいの窓から、前住んでいた３階が見える。
この店ができたときは、夢みたいだった。
まるで、一夜にして出来たサーカスとか、遊園地みたいに思った。。。。。

。。。。。。。。。。

ある日、野良猫たちが遊んでいた、なーんにもない野原に、
材料のいろんなものが運ばれてきた。

カンタンな整地が済んだとおもったら、
あっというまに、店ができた。

開店の日に行ったとき、
ふと見たら、窓から一匹の白いネコが覗いていた。
ナンダナンダとあせっている。
ネコと窓枠のバランスがぴったりで、動く絵のように見えた。

１７：００
ヨネリに手紙を書いて、荷造りした。
あした、宅急便で送る。
一週間早いけど。