カテゴリ:おらおらタイ語話さんかい!!
まずは「18(シップ・ペート)と11(シップ・エット)」につづく「タイ語が通じましぇ~ん」ばなしの新ネタをひとつ・・・。
BTS駅でのあるタイ人との会話です。 タイ人「あなたはこれからどこに行くの?」 わたし「トンロー」 タイ人「え?・・・誰かと会うの?」 わたし「ん?・・・ウチに帰るんだけど?」 タイ人「で、ウチはどこなの」 わたし「だからトンロー」 タイ人「マイカオチャイ(意味わかんない)!!誰を待つの???」 ここまで来てやっとわかりました。わたしが言った 「トンロー(地名)」 は 「トン・ロー(待たなくてはいけない)」 という意にとられていたようです。 カタカナで表記すると同じなのですが、前者の「ト」は日本人には発音が難しい「有気音」で、後者の「ト」は「無気音」で、タイ人は明確に使いわけています。以前も有気音で発音する「ミツバチ(プン)」が何度話しても通じなかったことがありました。あと、地名の「トンロー」は日本人は無意識に「トン」の部分に抑揚(∧)をつけてしまいますが、そこは平声(-)でなければなりません。「トン・ロー(待たなくてはいけない)」の「トン」はまさに下声(∧)なので、誤解を招くのも無理からぬところです。ちなみに「ロー」の部分も前者は「l」で後者は「r」です。 BTS駅の話をしているんだから「トンロー」ぐらい察してくれよと言いたくなるのが本音ですが、相手を責めるよりは自分がタイ語の勉強もっと励まなきゃあ・・・。 で、「脱・カタカナ・タイ語!!」ってことで、タイ文字に親しみましょうキャンペーンを展開することにしました。 まずは本屋に出かけてタイの幼児向けの絵本でもと漁っていると、コミックのコーナーに懐かしいあの作品が・・・!! おお、タイ語版「うる星やつら」が!! 高橋留美子作品は以前ほとんど揃えていて何度も読んだので、これならタイ語版でもスイスイ読めそうです。 さて、ここでみなさんも、ラムちゃんの得意の「だっちゃ」コトバはタイ語ではどう表現されているのか気になるところでしょう。わたしもワクワクして早速ラムちゃんのセリフ部分を調べてみました。 ですが・・・ 残念ながら、「だっちゃ」に相当するような工夫をした翻訳はみられず、要は原作でラムちゃんのキャラクタを強烈に特徴づけている「コトバ」の部分でタイ語訳版は残念ながら魅力を損なっているといえます。 北部訛りで「チャーオ」とか語尾につけてるのかなあ、と予想してたのに・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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