カテゴリ:トホホなタイ暮らし
タイ人女性の男性への猜疑心や独占欲は壮絶であるといいますが、先週とんでもない事件に巻き込まれてしまいました。
ここんとこ平均睡眠時間3時間って激務の中、へとへとでバンコクの街を右往左往していて、さあそろそろタクシー捕まえて帰らないと寝る時間もなくなっちゃう・・・ってところで、通常あまりお付き合いのないタイ人女性「Aさん」から携帯にお電話。さて、こんな時間に何事でしょう!? 「BちゃんがCさんとトラブルでたいへん!!助けて!!」 「Cさん」というのは仕事関係で親密にさせて頂いている日本人男性で、「Bちゃん」というのはタイ人女性でCさんのガールフレンドってことらしいです。Aさんは2人との共通の知り合いになります。 事情がよくわからんのですが、たまたま不幸なことに現場からそう遠からぬ場所にいたもので、とにかく向かってみることにしました。 現場につくとBちゃんが泥酔して路上であられもない姿でひっくり返っております。お食事中にこの記事をご覧になっている方もいらっしゃるでしょうから描写は避けますが、そうとうバッチいことになってます。それを友人であるAさんが泣きそうになりながら介抱しているって状況です。現場に来て1秒以内にここに来てしまったことを後悔してしまいました。 あとで関係者に事情聴取をしてみると「勘違い」であったことが判明したのですが、BちゃんはCさんの「浮気現場」を目撃したと誤認したようで、痛飲したあげくこうなってしまったとのことです。 あー、ばかばかしー あー、あほらしー Aさんによると、狂乱するBちゃんを彼女の家に連れて帰りたいが家がどこかわからない。Bちゃんの友人のタイ人女性に電話をかけまくってヘルプを求めたが、片っ端から「わたしには関係ない」と言われたらしい(わたしも次からはゼッタイこう言います)。そこでなぜかCさんの友人代表としてわたしに白羽の矢が立ったらしく、間抜けなことにノコノコと火中の栗を拾いに来てしまったらしい。Aさんちは両親と一緒に住んでいるからこんなのを連れて行けないという。わたしだってパートナーと住んでいるからダメだよ、と言いたいところですが、悪いことに今たまたまパートナーが帰省中で一時的に独り暮らしなのです。 わたしも早く寝たいから、ここでモメてるより連れて帰っちまった方が早いかと判断して、仕方なくタクシーでぐにゃぐにゃに潰れたBちゃんをわがコンドミニアムに連れて行きます。しかしその判断は甘かった・・・。到着してホールに入るやBちゃんが復活して泣き叫びはじめました。警備員やその場に居合わせたひとはビックリしています。Aさんと一緒とはいえ、第3者の目から見れば、 普段は品行方正に見えるTuiは実は「浮気モン」で、パートナーが留守の間に女と密会し、痴話喧嘩の末部屋に連れこんでコトに及んだ・・・ としか見えないことでしょう。恐らく今は共通の知り合いの間で噂になっているでしょうから、パートナーがバンコクに戻ってきたらひと悶着あることは間違いありません。トホホ・・・ 若い女性を2人も同時に自室に連れ込むなど、恥ずかしながらわたしの人生で初めての経験であります。しかし単に酔払いの介抱ですから色気もナニもあったものではありません。汚れた服を脱がせたので一応「ひと通りのもの」は見させて頂きましたが、疲れ果てていたので鑑賞する余裕など全くなく、ご褒美にもなってません。 さんざん部屋に汚物を撒き散らした末、しばらくは死んだように眠っていたのですが、夜が明け始めたころに復活していきなり「わたし帰る!」と叫びながら去っていきました。蜂に刺されたと思うしかありませんね。実にひどい夜でした。 Bちゃんはその後いろんなひとに言われて記憶が繋がったらしく、 「Tuiさんに悪いことをした。ちゃんとお詫びしたい」 としきりに言っているらしいですが、それだけでなく 「Tuiさんはやさしーの。とってもやさしーの」 と潤んだ目で言っているらしい・・・。 わたしはあんな凶悪な泥酔女と関わりを持つのは真っ平ごめんですよ。ゼッタイに会いません。 ついでなので次回にも別の話を紹介しますが、とにかくタイ人女性の男性に対する猜疑心やジェラシーは「凄まじい」の一語です。結局今回はCさんの「冤罪」が立証されましたが、元々はタイ人男性(在タイ日本人男性も!?)が一般に「浮気モン」であることも原因のようです。 タイランドハイパーブログランクに1票♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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