ことこと＠チェンマイ！ タイ移住ドキュメント＆北タイ通信♪

タイ人女性のジェラシーの凄まじさをまざまざと体感してしまった前回の「Ｂちゃんご乱心事件」でしたが、その一連の騒ぎの最中にもちょっと呆れた別の出来事があったので、そちらも紹介してみましょう。


狂乱状態の「Ｂちゃん」をタクシーに乗せてわがピースフルな住処に向かう車中でのことです。わたしをトラブルに巻き込んだ張本人「Ａさん（タイ人女性）」も同乗していますが、深夜だというのにＡさんの携帯電話が鳴り始めました。まったくこいつらのライフスタイルは・・・とあきれて傍で会話を聞いていると、かけた方も受けた方もお互いに

「あなたは誰ですか？」

と言い合っている模様。タイは習慣的に間違い電話をかけた方が「あんた誰？」と聞いてくる失礼なお国柄なのですが、いくらタイとはいえこの夜更けに随分失礼なやつです。しかし、間違い電話にしては妙に長々と話し込んでいますね・・・。


Ａさんが電話を切ったあとに事情を聞くと、電話の相手はやはり「見ず知らずの女性」で、あきれたことに「彼氏」であるタイ人男性の携帯電話に登録されている番号をこっそりメモって、

女性と思われる番号に片っ端から電話をかけまくって「彼氏」との関係を聞いてまわっている

のだとか・・・。


とんでもない行為です。彼氏の交友関係に影響があることは間違いありませんし、中にはビジネス関係の微妙な方の電話も含まれていることでしょうから、場合によっては彼氏の仕事に問題が生じるでしょう。まったくこの女性は何を考えているのでしょう！？


Ａさんはとてもよくできた方で、こんな失礼な電話に怒るどころか、

「わたしとあなたの彼氏とはお話をするだけの仲で、お姉さんが心配することはなにもないのよ。」

「お姉さんは考えすぎよ。彼はとても良いひとで、お姉さんを大事に思っていると思うわ。」

「まず電話をかけるの止めて、落ち着いて」

・・・などとやさしく諭していました。


わたしは被害者のＡさんに「とんでもない馬鹿女がいるもんだね」といってあげたのですが、

「いいえ、わたしには彼女の気持ちがよくわかります！」

と、呆れたことに無差別電話女に同調しています・・・。


実はこの「清廉潔白」なわたしでさえも（そこでブーイングしているあなた！だまりなさい！）以前パートナーに携帯電話をガサ入れされた経験があります。こうした行為は実はタイ人女性の間では珍しくもない一般的な行為なのかも知れませんね。



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