ことこと＠チェンマイ！ タイ移住ドキュメント＆北タイ通信♪

例年は９月に夏季休暇を取るのですが、今年は８月後半以降は休んでる場合ではなくなっちまうので、珍しく８月のうちに消化することに。

休暇前半は、久々の家族連れ行楽ってことで「房総半島」に向かいました。

今年はいろいろ出費が重なってヤヴァイ経済状況なので、少ない予算でどれだけ家族を楽しませるか、慢性的ビンボTui☆さんの腕の見せ所です。



と思ったら、東京駅から「特急わかしお」に乗車すると、いきなり悪の帝国「東京ディズニーランド」が車窓から見えちまったという大誤算！！（大汗）

案の定「ジェーンさん」と「オリーブちゃん」は大興奮で

ジェーンさん「おとーさん、ここ行きたーい！」
オリーブちゃん「いこかっ！いこかっ！」

「あのねー・・・ここは人口の１％未満の大富豪しか入れない特権階級の遊び場なんだよ。われわれ庶民が近寄ると、入口で警備している巨大ネズミに捕捉されて東京湾に沈められるんですよ」

と説明してあげます。

オリーブちゃん「ネズミ、こわい！こわーい！」

ふう・・・わたしが練りに練った「海水浴場でゆっくり昼寝」「夜になったら１００円ショップで大量に買った花火を飽きるほど堪能」という六本木ヒルズあたりのセレブ連中には一生経験できないであろうスペシャルな計画が台無しになるところでした。



と思ったら、目的地駅で降りてお昼を食べに食堂に入ったところ、そこに「鴨川シーワールド」のポスターが～～～！！

ジェーンさん「おとーさん、ここ行きたーい！」
オリーブちゃん「いこかっ！いこかっ！」

今月のお小遣いは電車賃と花火代で既にスッカラカンなのに、入場料ひとり２８００円（合計５６００円）もする場所に入れるかーーー！！

冗談でなくガチで現金がないので、クレジットカード使えなければ鴨川行きは断念するという条件で電話で聞いてみたら「各種カードＯＫ」ってことで、Tui☆さんの悲痛な叫びも空しく、鴨川シーワールドは行くハメになっちまった（泣）



しっかし、行ってみると高い入場料の１２０％分はエンジョイさせてくれるよねー♪と感心するぐらい楽しい仕掛けの連発で、わたしも含めてみな大満足でした。



普段なら午後には２～３時間は昼寝するオリーブちゃん（２歳０ケ月）ですが、この日は大興奮で目をこすって眠気を振り払いながら各種ショーや水槽の魚に夢中になってました。

興味を持ったものについては、とにかくモノの名前を知りたがるのでわかりやすいです。



オリーブちゃん「パパ！なにちょれ～っ！？」
Tui☆さん「ん？これはセイウチ」
オリーブちゃん「え・・う・・ち・・」
Tui☆さん「エウチじゃないの、セ・イ・ウ・チ」
オリーブちゃん「ちょちょちょ（そうそうそう）！えうちじゃない、せ・う・ち～♪」

てな会話パターンになります。



コドモがいないときは、１～２歳の幼児を行楽に連れてっても、どうせモノゴコロついた頃は記憶に残っちゃいないのになあ・・・なんて思ってたものですが、こんだけ無邪気に喜んでくれると、先々の記憶云々よりも今を目いっぱい楽しんでくれて、願わくは感性豊かなコに育ってくれればよか！と思っちゃいますねー。


見てごらん！この主演女優賞モンの表情を。





しっかし、今どきの水族館はすごいよね～。ちょっとした規模の施設になると普通に大水槽があって、サメやらエイやらが泳いでます。スキューバダイビングをしてたころ有りガネはたいて職場の大ブーイングを浴びながら海外くんだりまで行って、遭遇したら向こう１年は仲間に自慢できたマンタ（鴨川にはいません）やハンマーヘッドが、特に主役という扱いでもなく目の前を行ったり来たりしているのを見るのは複雑な思いであります・・・。



そんな鴨川シーワールドでしたが、オリーブちゃんがサイコーに喜んだのが、一般には地味～な「ミズクラゲ」のコーナーでした。

「ギャハハハっ！！パパ！なにちょれ～っ！？」

とこちらの耳が痛くなるほどの大騒ぎ。


自分がガキの頃、はじめてクラゲを見たときの純真な驚きを、ほんの少し思い出した気がしました。